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歯がグラグラするのには理由がある?

みなさんのお口の中にグラグラしている歯はありませんか?

歯がグラグラして動揺がある場合にはいろいろな理由があります。 

1.転んだり、打撲をしたりして歯に強いダメージがあった場合。 

特に子供は頭が大きく転倒しやすく、転んだ時にすぐに手が出ず顔から転んでしまうこともあります。また大人でもスポーツ中にボールにあたったり、人とぶつかってしまったりして外部からのダメージを受けることがあります。

そうなった場合はできるだけ患部を清潔に保ち、刺激が加わらないようにしながら早めに歯科医院で治療を受けるようにしましょう。

歯が動かないよう固定をし、周りの組織を元通りにします。 

2.歯周病などで歯ぐきに炎症がある場合。 

歯周病などで土台となる骨が溶かされてしまって歯がグラグラしてきたり、歯ぐきに炎症がある場合があります。

その場合はまずお口の中のプラークなどの磨き残しを綺麗にし、歯と歯ぐきの間をマッサージするようにブラッシングします。

歯ぐきを引き締めて炎症を抑えることが大切です。

この場合も歯科医院での治療を受けるようにしましょう。 

3.歯が折れたり、歯や歯の根っこにヒビが入ったりして炎症が起きている場合。 

歯が折れた場合、自分自身で気付いて歯医者へ行く人がほとんどだと思いますが、歯にヒビが入っても症状がでてくるまで気付かない人もいます。放っておくとひどくなることもあるので異常を感じたら歯科医院を受診するようにしましょう。 

4.かみ合わせが悪い場合。 

寝ている間の歯ぎしりや、自覚の無いくいしばりなどで歯に力がかかったとき、他の歯より当たりが強い場合、その歯に負担がかかることになります。

歯と歯を支える骨の間には噛んだ時に衝撃をやわらげるクッションのような役割をする部分があります。このクッションに過度な力がくわわることで腫れたような状態になり歯がグラグラしやすくなります。

歯科医院で歯の当たりを調整してもらうことで症状はよくなります。 

5.子供の歯の生え変わり時期に乳歯の下から永久歯が生えてきてグラグラする場合 

自然に抜け落ちることが多いので心配することはありませんが、永久歯が生えてくる際に障害となることもあります。 

このように歯がグラグラするのにはいろいろな理由があります。

放っておくと抜歯になってしまったり、抜け落ちてしまうこともあります。

心配な症状がある場合は早めに歯科医院を受診するようにしましょう。

お薬で治す歯周病治療についてはこちらをご覧ください

舌癌ってなに?

舌といえば、味覚を感じるのに大変重要な働きをします。

その他にも食べ物を飲み込む時、言葉を話す時にも使われ体の中でも重要な役割をもっています。

その舌も癌に侵されることがあるのをご存知でしょうか。

舌癌は、胃癌や乳癌、肺癌などにくらべると症例は少なく、患者数が多い癌ではありません。

しかし、進行が早い癌なので注意が必要です。

お口の中に発症する癌(口腔癌)の中には他にも歯肉癌などがありますが、その中でも舌癌は半数以上を占めます。

しかし、先述のように患者数が多い癌ではないので、癌患者全体で言うと3%ほどにとどまっています。

1.症状

・色の変化

舌全体を見たときに周りと比べて白っぽくなっていたり、赤くなったりします。

※白板症、紅板症などの可能性もあるが、その場合でも舌癌になるリスクが高いです。

紅板症は約5割が癌に発展する可能性があります。

・舌にしこりができる

最初のうちは口内炎と勘違いされることがあるようです。

口内炎は1週間ほどで治りますが、なかなか治らない時や、口内炎の薬を使用しても効果がみられない場合は舌癌の可能性があります。

・舌の痛み

初期に痛みがでるケースは3割程度といわれています。

痛みがないからといって知らないうちに癌が進行している場合もあるので、注意が必要です。

 

2.好発年齢

10代から70代まですべての年代でみられます。

3.男女比

患者の男女の比率は男2:女1で男性のほうが多くなっているようです。

4.原因

・飲酒や喫煙

飲酒や喫煙と癌との関連性は明らかになっていませんが、非喫煙者にくらべて喫煙者の舌癌のリスクは約3倍となっています。

・歯並びや合わない入れ歯

歯並びが悪い人や合わない入れ歯を入れている人は、歯の当たりが一部強かったり、入れ歯が舌にあたるなどの刺激が継続的に行われることでリスクが高まると言われています。

5.予防

・口腔内の衛生面

歯石や歯垢があり、口の中が不衛生という状態が長期間続くことも舌癌のリスクを高めます。食事の後は歯磨きをするなどの習慣をつけて口腔内を清潔に保ちましょう。

・食生活

バランスの良い食事をとるようにしましょう。辛いものを食べ過ぎると舌への刺激が強くなります。
高塩分の食品も避けるようにしましょう。

舌癌を予防する為にも食生活や生活習慣を改善するということが大切です。

舌は鏡で見ることができるので、日ごろからおかしいところがないかなど観察してみましょう。

もし舌癌かなと思ったら口腔外科か耳鼻咽喉科に相談するようにしましょう。

歯はどうやって削るの?

みなさんが歯科医院を受診してむし歯があったときなどに歯を削ってむし歯を除去しますよね?

ではいったい、硬い歯をどうやって削っているのでしょうか?

歯の表面はエナメル質という硬い物質でできています。

そのためエナメル質を削るには硬い物質で削らなければなりません。

世の中で一番硬い物質はなんだと思いますか?

それはダイヤモンドです。

そこで歯を削る時にダイヤモンドを使います。(正確にはダイヤモンドの粉末がついたバーを使います。)なぜかというとダイヤモンドの硬さはエナメル質の硬さと同じくらいだからです。

※モース硬度(硬さを計る単位 ダイヤモンド:10 エナメル質:7)

ダイヤモンドのバーをエアタービンという器械につけて歯を削ります。

歯科医院に治療に行くとキィーンという高い音が聞こえることがあると思います。この音の正体がエアタービンです。

エアタービンは1分間に約30万~50万回転します。そのため、キィーンという高い音がでてしまいます。バーの先端の刃先のところにダイヤモンドの粉末がついていて、バーが高速回転することで歯が削れます。高速で削っているため削っていると熱が発生してしまいます。

熱を冷却するために削るのと同時に水が出る仕組みになっています。この水は熱を冷却する以外にもダイヤモンドのバーの目詰まり防止、歯の削る部分をキレイに保つ、削りかすを吸い取りやすくする役割があります。

手元を見えやすくするように照明装置がついたものもあるようです。

エアタービンの消毒は?

エアタービンは精密な器械なので消毒などは出来ないのではないかと疑問に思う人もいるかもしれません。

エアタービンは高圧蒸気滅菌装置(オートクレーブ)によって消毒・滅菌することが可能になりました。

エアタービンが開発されるまでエナメル質を削って治療することは大変なことでした。エアタービンのおかげでスムーズに診療を進めることが出来るようになりました。

歯は健康にキレイに保つことが大切ですが、もしみなさんが治療で歯を削ることがあったら削る機械なども見てみて下さい。

本当は恐ろしい病気 骨粗鬆症と歯周病の関連性について

昨今の健康ブームに乗って新聞やテレビ、インターネット等で様々な情報が入ってきます。なかでも骨粗鬆症は、最近健康を気遣う更年期の女性の方から、特に関心のある話題のようです。現在日本では骨粗鬆症の方が、推定約1.100万人以上いると言われています。そして、その約90%が女性で、75歳以上になると半数以上が骨粗鬆症になります。

骨粗鬆症とは、骨の形成と吸収のバランスが崩れることによって骨量が減少し、骨組織の微細構造が弱くなり骨強度が減少する病気です。骨粗鬆症が直接生死に関わる恐ろしい病気の様に感じない方も多いと思います。ですが、骨粗鬆症により背中や腰が痛くなったり、曲がったりして、 ひどくなると骨折をおこして寝たきりになってしまいます。寝たきりになると5年生存率は約50%と高く、決してあなどれない病気なのです。

骨粗鬆症は年齢と共に進行すると言われています。特に女性の場合は閉経後にその進行が著しく、男性と比べても大きな骨密度の減少を示します。この原因は女性ホルモン「エストロゲン」の急激な減少と関連すると考えられています。

骨粗鬆症は一口でいうとカルシウム不足が原因で起こる病気なので、予防には積極的にカルシウムを摂取することが望ましいと言われています。カルシウムの1日の理想摂取量は600mgです。また、閉経後や妊娠中・出産後には800mgの摂取が推奨されています。
骨粗鬆症と歯周病は一見無関係のように思われがちですが、実は密接な関係にあるのです。骨粗鬆症やエストロゲンの分泌低下、カルシウムの摂取不足が直接歯周病を引き起こすことはありませんが、歯周病を悪化させる要因の一つになるのです。

なぜなら、骨粗鬆症によって骨がスカスカになることは、身体全体に言えることなので、当然口の中の骨の量も少なくなるのです。歯周組織の骨がスカスカになっていれば、歯周病によってさらに骨を溶かすことはたやすい事です。

したがって、骨粗鬆症の方は歯周病になりやすく重症化しやすのです。現在、骨粗鬆症の簡易検査を行える歯科医院も増えており、歯科定期検診が骨粗鬆症の早期発見につながります。

歯周病も、骨粗鬆症も痛みもなく気づかないうちに病気が進行します。そして重症化してからでは取り返しがつかないのです。

全身状態の健康維持のためにも、定期的な歯科検診を受けましょう。

Tooth Fairy(歯の妖精)~Tooth Fairyプロジェクトについて

皆さんは歯の妖精のお話をご存知ですか?西洋では昔から、子供の乳歯が抜けると、その乳歯を袋に入れて枕もとに置いて眠ると、Tooth Fairy (歯の妖精)が抜けた歯を集めに来てくれるという言い伝えがあります。

Tooth Fairyは、お礼にコインやプレゼントを置いていってくれ、子供達は、このプレゼントをとても楽しみに眠るそうです。この儀式は、生え変わる永久歯が丈夫でありますように、との願いが込められています。

今も、昔も歯を大切にすることは変わらなく続いているのですね。

さて、日本では現在、2009年6月より日本歯科医師会×日本財団によって、Tooth Fairyプロジェクトという活動が推進されています。これは、この活動に共感した歯科医師が、患者様の協力により集めた金属をご寄付いただくことにより進めています。本当に支援を必要としている子供たちへ、「夢」や「希望」をプレゼントする「歯の妖精」となるのです。

歯科治療において、外した金属や入れ歯を集めてリサイクルします。これらの金属は、金やパラジウムなどを含んでいて、子供達を支援する大切な資金となります。

活動内容としては、「Tooth Fairy学校建設プロジェクト」とし、経済発展厳しいミャンマーにて子供達の学びたい気持ちに応えるべく学校建設を進めています。

また、「Tooth Fairy小児がん・難病支援プロジェクト」では、重い病気と闘う子供とその家族を応援する二つの「日本初」を進めています。

日本初の小児ホスピス「海のみえる森」と日本初の小児がん専門施設「チャイルド・ケモ・ハウス 夢の病院」を推進しています。(Tooth FairyプロジェクトHPより抜粋)
このプロジェクトの参加歯科医院は2013年09月19日現在、5400医院以上で、換金総額も604,379,892円を超えています。

歯周病 ~見直そう生活習慣~

歯周病は生活習慣病とも言われています。その歯周病の改善の為には、生活習慣の見直しも必然的に必要になってきます。

1.食生活の改善

食生活の見直しは、歯周病に限らず何らかの病気を抱えている方、また健康な身体を維持、継続する為にも食生活は非常に重要となります。特に歯周病の原因菌は糖分をエサに増殖していくので、糖分の多い食事は歯周病のリスクが高くなります。また歯周病は糖尿病とも深い関わりがあり、共に悪化させる相互作用があります。ですから、糖尿病になりやすいような高カロリー、高脂肪、また塩分糖類が多く含まれている食事は避けましょう。この食べ物を食べれば歯周病が治る!といったものはありません。1日3回規則正しく、栄養のバランスのとれた食生活を心がけることが大切です。

2.睡眠とストレス

睡眠は脳を休ませる為に必要不可欠なもので、生命維持の為には大きな役割を果たしています。睡眠不足になると身体の免疫力が落ちます。免疫とは、文字通り「疫(すなわち病気)を免れる」という意味で、私たちの身体はこの免疫のおかげで様々な病気から守られています。
免疫力の低下は細菌感染しやすくなる=歯周病原菌に感染しやすくなる ということになり歯周病のリスクが高くなります。

また睡眠不足はストレスの原因にもなり、身体に様々な悪影響を及ぼします。ストレスも免疫力の低下を招き、さらにストレスによる歯ぎしりや、歯を強く噛む食いしばりが歯周病の進行を早めてしまうこともあります。現代人は忙しい毎日を送っており、睡眠不足になりやすくストレスも溜まりやすいと思いますが、健康な身体を保つ為にも十分な睡眠とストレスを溜め込まないように心がけることが大切です。

3.禁煙

煙草を吸っている人は吸わない人に比べて2~7倍も歯周病になるリスクが高いのです。さらには、煙草を吸うと血行が悪くなり、歯周病を悪化させる原因になります。歯周病を予防し、完治させたいのであれば禁煙は避けて通れない道なのです。

4.適度な運動

運動不足と歯周病はあまり関係のないように思えますが、運動不足だと血行が悪くなります。歯肉を通る血管の血流も悪くなり衰えた歯肉は、歯周病の進行を早めます。また適度な運動は、身体の抵抗力を高めます。ですから間接的に歯周病予防に繋がります。

以上のように生活習慣を改めることにより歯周病を予防する事はもちろん、歯周病治療後の再発や悪化の予防にもなるのです。またそのほかの生活習慣病の予防にも、生活習慣の見直し、規則正しい生活が健康への第一歩かもしれません。

歯周内科って何?

みなさんは、「歯周内科」という言葉を聞いたことはありますか?歯周病に対する新しい治療として注目されています。まず、歯周病について説明します。

歯周病とは、お口の中の細菌が原因で発症します。ブラッシングが上手く出来ずに磨き残しがあると、食べかすが歯の表面に付着したままになります。そのまま放置されると細菌が繁殖する住みかになります。その細菌が毒素を出し、歯肉は炎症を起こします。
さらに放置してしまうとやがては、歯を支える骨までも溶かしてしまいます。最終的には、歯が抜けてしまう恐ろしい病気です。45~54歳ではおよそ90%近くの人が歯周病にかかっていると言われています。

従来の歯周病の治療は、歯肉の中や表面についた歯石を機械的に取り除き、専用の器具を使って磨きます。そして患者さんに家でのブラッシングを頑張ってもらう方法が主流でした。しかし、ブラッシングの仕方に個人差があったり長期の通院の途中で来院されなくなった患者さんがいたりするので、思うように歯周病が治らない患者さんもいました。

歯周内科とは、こういった従来の治療とは異なりお薬を使って歯周病を治そう!というものです。歯周内科を簡単に言うと「お口の中の除菌治療」です。細菌が原因で歯周病になるので、その細菌を退治していく治療になります。従来の治療に比べ、痛みが少なく治療期間が短縮されました。歯周病が進行していない方でも歯周内科治療を行うことにより、歯周病が進行しにくくなる効果があります。

◎歯周内科治療方法

1.位相差顕微鏡により菌の確認をする
2.細菌を除去する内服薬を服用する
3.カビの除菌薬剤あるいはカビ取り歯磨き剤での歯磨き
4.除石後の歯石取り
5.定期検診、クリーニング

ポイントとなるのが位相差顕微鏡での菌の確認になります。歯周病菌が多いか少ないか、又はどのような種類の菌がいるのかを確認します。歯周病が進行している方のプラークからは「トレポネーマ」という菌が見られます。他にもカンジタなどのカビ菌も見られる場合もあります。元々お口の中には何百種類もの細菌がいるものです。

お薬を内服やカビ取り剤で歯磨きをすることにより、歯周病菌の原因となる悪い菌を除菌することができます。症状が落ち着いてから、歯茎のポケットの深い所にある歯石を除去していきます。除菌され、お口の中の環境が改善されてもその状態が維持されなければ意味が無くなってしまいます。そのためにも、定期的な検診と歯のクリーニングが必要になります。歯周病は感染病なので再感染を起こさないためにも、ご自身のケアと定期検診が必要になります。

歯周内科による除菌作業が一旦終わっても気を抜かないで下さい。歯周内科について気になる方は専門医に一度ご相談下さい。

若年性歯周病(侵襲性歯周炎)について

歯周病と聞くと、中高年にかけて発症する病気と思われがちです。近年、小学生や、10代、20代の歯周病も増えており、30歳以下の若年層で発症した場合を、若年性歯周病(正式名 侵襲性歯周炎)と呼ぶようになりました。

若年性歯周病の特徴は、

  1. 通常の歯周病よりも急速に進行します。
  2. 前歯と、第一大臼歯に限って発症することがあります。
  3. 家族集積性が見られることがあります。(家族集積性とは、ある形質が、特定の家族内または家系内に高い頻度で認められること)
  4. 一般的な歯周病の治療ではなかなか治りません。

若年性歯周病の原因は、

  1. 免疫抵抗力の低さがあると言われています。通常なんでもない程度の汚れに対して、若年性歯周病の方は過敏反応し、炎症を起こすのです。ですから若年性歯周病の方は慎重に口腔ケアをしていかなくてはなりません。
  2. 歯磨きの仕方や、回数、食事のとり方や、生活習慣に問題があるなど、正しいプラークコントロールができていないといった問題があります。
  3. 免疫機能、特に白血球機能低下が原因とも言われています。
  4. 特殊な細菌Aaによる感染も原因の一つと言われています。
  5. 遺伝的な問題や夫婦間での水平的感染から、子供へ垂直的感染が原因とも言われています。

若年性歯周病の症状は、通常の歯周病と変わりありません。まず歯茎が腫れて出血します。これを放置しておくと、歯を支えている骨が破壊され、歯がぐらぐらしたり、痛みを伴うようになり、最終的には抜け落ちてしまいます。歯周炎特有の口臭もあり、症状が進行すると共に口臭がきつくなります。

若年性歯周病の治療法

若年性歯周病は進行速度が早い為、早期治療が大切になります。通常の歯周病治療に加え、抗菌剤や抗生物質といった薬物療法による治療が有効な場合もあります。また症状がかなり進んでしまった場合は、歯ぐきを切開して歯石の除去を行う外科的処置を行います。

外科的処置をした後でも再発をする可能性があるために、正しい歯の磨き方を覚えるなど、日々のプラークコントロールと定期的な歯科検診を行うことが重要です。

親知らずを抜いたらなぜ腫れる?

よく「親知らずを抜いたら腫れた。」という話や、親知らずを抜いて顔が腫れた人を見たことはありませんか?

なぜ親知らずを抜いたら腫れてしまうのでしょうか?

まず親知らずを抜いたら必ず腫れる訳ではないのです。親知らずの状態と生え方によって変わってきます。親知らずが歯茎に埋まっていて見えない場合は、歯茎を切って顎の骨に埋まっている親知らずを抜かなければいけません。歯を抜く際に、骨を削って修正してから歯を取り出します。このような場合、抜いた後に腫れやすくなります。

親知らずが普通の歯と同じように生えている場合はあまり腫れることはありません。虫歯で歯が欠けてしまったり割れた場合は、埋まっている時と同じように抜くこともあります。

下の親知らずは、上に比べると骨が硬くしっかりしているので抜きにくいです。

そして歯茎に埋まっていたり、半分しか頭が出ていないことが多くさらに骨の中に埋まっていることがあります。なので骨を修正して削ってから、抜かなければいけない場合もあります。上の親知らずは下に比べると腫れにくいですが、奥のほうにあったり骨に隠れて頭を出していない場合に抜いた時に腫れることがあります。

一般的に骨を削って抜いた場合に腫れが大きくなります。

骨を削るので炎症反応が強くでます。細菌の進入を防御し、抜歯によって破壊された組織を修復する為に起こる反応が炎症といい、それが腫れとなって現れるのです。

では、どのような親知らずが抜いた方が良いとされるのでしょうか?

まっすぐに生えていてきちんと上下噛み合っている親知らずは抜く必要はありません。歯茎の中に潜っていて正常に生えてくる可能性がある親知らずも抜く必要はありません。

親知らずの頭が少し出ている場合は汚れも溜まりやすいので炎症も起こしやすくなっています。これが「智歯周囲炎」です。

さらに親知らずは奥の方にあり、ブラッシングが難しい為に虫歯になりやすいです。

そのまま放っておくと隣の歯まで虫歯になってしまう可能性もあります。正常に生えていても噛み合わせる歯が無いと歯がどんどん伸び出してしまいます。その為、歯茎を傷つけてしまったり、顎の関節に負担をかけてしまう場合もあります。

親知らずが周辺の歯や歯茎に悪影響を与える時には抜歯を考えた方が良いでしょう。

親知らずを抜いた後、2~3日は腫れのピークになります。しかし処方された内服薬と痛み止めを服用しますので日が経つごとに徐々に落ち着いてくるでしょう。

気になる方は、一度歯科医に相談してみて下さい。

歯周病にタバコが及ぼす影響~まだタバコを吸いますか?

近年、喫煙者の肩身も狭くなり、喫煙もいたるところで制限されています。喫煙場所が減ったことやタバコの値上げなどで喫煙率は減少していると言われています。

~~2012年「全国たばこ喫煙者率調査」(日本たばこ産業株式会社)~~

喫煙者率が減少傾向にあるものと考えております。この要因は複合的であり一概には言えませんが、高齢化の進展、喫煙と健康に関する意識の高まり、喫煙をめぐる規制の強化や、増税・定価改定等によるものと考えております。

日本においても禁煙キャンペーンなどが盛んに行なわれており、タバコの害については皆さんも承知のことと思います。タバコは、百害あって一利なしと言われていますが、タバコの害と生活習慣病とは密接な関わりがあります。なかでも、歯周病の方の喫煙は、最も危険な因子のひとつと言われています。

最近のデータによると、一般にタバコを吸う人は、吸わない人に比べ、3倍も歯周病にかかりやすく、また2倍も多く歯を失っているという報告があります。また喫煙本数に比例して歯周病が重症化することも分かっています。さらに、喫煙による不快な口臭、味覚の鈍麻、歯肉の黒色化や歯面の着色など口腔内環境を悪化させます。

喫煙者の歯周病の特徴として「炎症症状が少ない」ということがあげられます。歯周病はあまり症状が現れないままジワジワと進行することが多いのです。その中でも「歯茎の腫れ」「ブラッシング時の出血」は比較的自分で気づきやすい症状です。

しかし、喫煙者の歯周病ではこれらの症状が現れにくいのです。でも、これは決して歯周病が軽症だということではありません。

歯周病になると、歯茎が腫れたり、膿んだりしますが、タバコに含まれている化学物質が喫煙者の歯肉出血を減少させたり、歯肉表面を硬くすることで歯周病の症状が隠されてしまうのです。  つまり喫煙者は自覚症状がほとんどないまま歯周病はどんどん進行し、炎症症状が現れにくいために、自分で歯周病の進行に気づきにくいので歯周組織の破壊が進んでしまいます。そして重度の歯周病に進行するというわけです。

歯科医院では歯周病の進行に応じて様々な治療が行われていますが、どのような歯周治療に対しても喫煙者では治りが悪いことが報告されています。歯周病は全身の病気と密接な関わりを持っています。

歯周病になっていなくても、たばこを吸っていると歯周病へのリスクが高くなり、逆に禁煙すると歯周病へのリスクが下がりますので、歯周病を予防するためにも禁煙することをオススメします。
お口の健康も害するタバコ、この際真剣に喫煙習慣を見直して見ませんか?

治療を中断してしまうと・・・

歯科医院で治療の為に、通院していたけれど「痛みがなくなった。」や「忙しい。」などの理由で、途中で通院をやめてしまった。そんな事ありませんか?しかし、歯の治療を途中でやめてしまうと様々な悪影響があります。

歯の状態によっては一定時間をおいてから治療をした方が良い場合もありますが、一定の期間を大きく過ぎると良くありません。
治療がまだ終わって無くても、痛みが無くなってしまうと「大丈夫だろう。」と思ってしまい治療を中断してしまう方もおられます。せっかく治癒しかけている歯が、また悪い状態に戻ってしまう危険性があります。どのような悪影響がでるのでしょうか?

◎削った歯に銀歯や、さし歯をいれる予定の場合

虫歯の歯を削って銀歯をいれる時。ブリッジを入れる、根っこの治療をしてさし歯をいれる予定があるときがあります。その時は技工所へお願いするので、出来上がりが約1週間ほどかかる場合があります。もし技工物が入る予定の歯をそのままにしてしまったらどうなるでしょう。時間が長くたってしまうと銀歯やさし歯が合わなくなってしまう可能性があります。

精密な型取りをして歯にぴったりなものが作られるので、時間が長く経過するにつれお口の中も変化してしまうのでぴったりと合わなくなったり、精密なものを入れることができなくなります。

その他にも、治療中の歯はとても弱いので仮詰めはしてありますが、折れてしまったり欠けてしまうこともあります、そうなるとまた作り直しになってしまいます。手間も時間もお金も多くかかってしまいます。その為にも、しっかりと予約した日に来院することが重要となります。

◎虫歯を削ってそのままにした場合

歯に虫歯があり、削って治療した場合にすぐに詰め物をしないで一度、神経を鎮静させるためにお薬を詰めておくことがあります。虫歯を削った為に痛みも落ち着き、穴にはお薬が詰めてあるので安心してしまい来院されなくなる患者さんがいらっしゃいます。

しかし一時的なお薬の詰め物になりますから、このまま放置してしまうと詰め物が取れてしまったり、そこから細菌が進入することによりさらに虫歯になってしまうこともあります。前回よりもさらに悪化してしまう可能性もありますから、しっかりと最後まで通院しましょう。

◎歯の神経をとったまま放置

歯の根を取ったあとは、内部はとても弱くなっています。神経の管を洗ってお薬をいれます。お薬が効くように数日間は期間を置くことがありますが、長期に期間を空けたり治療を中断してしまうと、神経の管の中が汚れてきてしまいます。洗ってお薬を交換する作業は何回か行わなければなりません。中断してしまうと歯の寿命を縮める原因になります。決められた期間を守ってしっかりと最後まで通院して下さい。

忙しくて次の治療までの期間が空きそうだったり、通院が難しくなりそうな場合は事前にしっかりと歯科医に伝えておきましょう。あなたにあった無理の無いスケジュールをたてて治療を行っていきましょう。

予約をキャンセルしてしまったら、早めに時間を見つけて通院を再開しましょう。

咀嚼回数と食生活の変化

人間が食事の時に噛む回数、「咀嚼回数」は、時代が進むにつれて変化してきています。
「咀嚼」とは、口に運ばれてきた食べ物を歯で細かく噛み砕くことを言います。
現代では食の欧米化も進み、食事の際に噛む回数はだいたい600回ほどで、食事時間は約10分程度と言われています。戦前では咀嚼回数約1400回、食事時間は20分程度。さらに時代をさかのぼると、鎌倉時代で2600回、食事時間は約30分。弥生時代ではなんと、咀嚼回数は約4000回弱で、食事時間は約1時間にもなります。

現代と弥生時代では、なぜこんなにも咀嚼回数が違うのでしょうか?

現代では、軟かくて食べやすいものが好まれる傾向にあります。
ハンバーグやパン、スパゲティー、牛丼におそば。時間がない人がすぐに食べられるものや手軽なもの。軟かく食べやすい食べ物は、忙しい人々に多く利用されています。

弥生時代では、穀物の米、あわ、ひえ、木の実を中心とした、どんぐり、くるみなど食生活でした。噛みごたえのあるものが中心で、どれも硬いので多くの回数噛まなければ飲み込めないものばかりでした。

食品の加工技術の向上とともに咀嚼回数は減ってきました。そのため、現代の咀嚼回数は弥生時代に比べ大幅に減少しているのです。咀嚼回数が減ることで様々な問題が起きます。小さな頃から軟かいものばかり食べてしまうと、顎の骨がきちんと発達しません。

弥生時代の人と顎の骨の状態や大きさを比べると、現代の人の方が退化し小さくなっています。
小さな頃から適切に咀嚼することで顎の骨は正常に発達し、しっかりと咀嚼することで消化吸収を助けてくれます。そして不正咬合や顎関節症なども防ぐことができます。

たくさん噛むことで唾液が多く出ます。その唾液にはたくさんの良い役割があります。唾液中に含まれる成分の中には、消化を助けるもの。悪い菌を退治する抗菌、殺菌作用。骨や歯の発達を促進するホルモンや、唾液中のPHを中性に保つ役割。歯の再石灰化を促してくれたりと、唾液にはたくさんの働きがあります。これらがお口の中を清潔に保ち、歯周病や虫歯を予防してくれます。
しっかりと咀嚼することがお口の中、全身の健康に繋がります。

咀嚼回数をUPさせるコツ

●よく噛んで食べる。「一口30回」を目安に。
●歯ごたえのある食材を取り入れる。
●調理の方法に一工夫。少し歯ごたえが残るくらいに。
●一口の量を少な目に。
●急がずゆっくりと食事をする。

このようにいつもの食事を少し変えてみるだけで、咀嚼回数を増やすことができます。
時間のゆっくり取れる夕飯からまず試してみてはいかがでしょうか?

歯周病が招く低体重児出産 その原因と予防法について

全ての妊娠をした女性は健康な我が子の出産を望んでいるのではないでしょうか?

低体重児出産についてインターネット辞典Wikipediaで検索してみると、1980年に5.2%だった2,500g未満出生児の割合は、1990年に6.3%、2000年に8.6%、2009年に9.6%と増加をたどっています。

また、新生児全体の体重としても、厚生労働省が10年ごとに行う「乳幼児身体発育調査」において、戦後の経済成長とともに増加を続けていた平均出生体重が1980年をピークに減少に転じ、2000年には戦前の1940年~1942年を下回る水準に達しています。

他の先進国で女性の体格向上に伴い出生体重も漸増を続けているのに対し、日本での傾向は特異的です。なぜ、今低体重児出産が増えているのでしょうか?

近年、問題視されている低体重児出産の原因に、喫煙・飲酒・歯周病などがあります。
なかでも重度の歯周病にかかった妊婦が低体重児出産をする確率は、健康な歯肉の母親に比べて約7倍になります。これは、喫煙、飲酒している割合よりもかなり高い確率です。

そのなかでも歯周病と低体重児出産の関連性について調べてみました。
歯周病が低体重児出産を招く原因として、歯周病菌が炎症を起こした歯肉の血管から血中に入り込み、それが羊水内に入り胎児の成長に影響を及ぼすと言われています。

また、歯周病が早産を誘発するメカニズムは次のように考えられています。お口の中に歯周病菌が増えると、免疫のバランスが崩れます。すると免疫を担当する細胞から「サイトカイン」という情報伝達物質が出されます。このサイトカインが過剰にでると炎症が起き、歯肉や歯槽骨を破壊する酵素が出やすくなり歯周病が進みます。妊婦の胎内では血中サイトカイン濃度は出産のゴーサインとみなされ、濃度が高まると妊婦の子宮収縮が始まり、十分に成長していない状態で赤ちゃんを産む早産・低胎児出産に繋がるのです。

一方で、妊娠中はつわりによって、歯磨きが不十分だったり食事が不規則になったりしますね。その上、胎盤で作られるホルモンが歯周病菌を増殖しやすくするため、歯周病が悪化しやすいと言われています。

低体重児出産には様々なリスクがあります。低体重児の特長として、呼吸がうまく出来なかったり、脳に障害があったり、感染に対する抵抗力が弱い、栄養を摂ることが難しい等様々です。このリスクが新生児死亡の原因となったり、新生児の成長を妨げたりするのです。

妊娠する前から定期検診を受けて、歯周病や虫歯を治療しておくことがとても重要になってきます。
生まれてくるお子さんのためにも、歯科検診を受けましょう!

 

歯ぐきから膿が出る!このようなときはどうしたら良いの?

歯茎がなんらかの影響で炎症を起こしていると歯茎から膿がでたり、嫌な臭いがしたりすることがあります。

今回は歯茎から出る膿について詳しくお話しします。

白血球,赤血球

膿は白血球の死骸

私たちの口の中には多くの細菌が存在します。これらの細菌が悪さをしないように戦っているのが白血球です。磨き残しなどで炎症がある部分や、歯周病のポケットなどでは白血球が細菌と戦っています。この時に白血球が負け、死骸になって膿となり歯茎から出てくる原因となります。

膿はどのような原因でたまるの?

膿がたまる原因は様々です。歯周病が原因で炎症が起きている場合、歯の根の部分に炎症が起きていて膿の袋を持っている場合、親知らずのまわりが炎症を起こして膿がでている場合など様々です。

膿が出ているときの症状って?

膿が出るときは歯茎に小さなふくらみができることがあります。

これは、膿の出入り口です。膿が多く溜まってくるとそこから膿が出て、また溜まるを繰り返します。

その他にも様々な症状があります

歯茎を押すと歯と歯茎の際から膿がにじみ出てくることがあります。また、膿の出口がないと、歯茎が腫れてきたり、痛みが出てくることもあります。

また、膿は口臭の原因にもなります。

ご自身の判断で膿を出すのはやめましょう

歯茎が腫れてきたりするとニキビなどと同じように自分で膿を出したくなる方もおられるかと思いますが、それはやめましょう。

理由としては、そこからの細菌感染を防ぐためです。

そのため、なにか異常があれば歯科医院へ行くようにしましょう。

どのような治療をすればよいの?

治療法も人それぞれです。

抗生物質を飲んでもらい、内側から細菌を減らし様子をみることもありますし、歯茎の腫れが大きい場合には歯茎を切開して中の膿を出してあげる処置をすることもあります。

また、歯の根っこの部分に膿の袋がある場合には、根管治療をして中にたまった細菌を取っていきます。

気になることがあればまず歯科医院へ

歯茎から膿が出るということは、痛みや腫れがなくても何かが悪さをしているということですので、歯科医院を受診してしっかり検査してもらいましょう。

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