旭川市の歯医者なら、専門のスタッフがいるたくま歯科医院にお任せください
投稿
  • HOME »
  • お役立ち情報

お役立ち情報

不規則な食生活を続けると歯にも影響がある?

皆さんの中には、間食が多かったり、食べるときにだらだらと時間をかけて食べてしまったりと、不規則な食生活を送っている人もいるのではないでしょうか。

このような不規則な食生活はお口の中にどのような影響を与えるのでしょうか?

朝食を食べるシニア夫婦

だらだら食べることで虫歯のリスクが上がる

テレビなどをみながら食事をしている人は、だらだらと食事をして、食事の時間が長くなってしまっていることがあるのではないでしょうか。

このように、だらだら食べることでお口の中は虫歯になりやすい口腔環境になっています。

口腔内で起こる脱灰と再石灰化

食事をすることで食べ物に含まれている糖質により虫歯菌が歯の表面を溶かし始めます。これを脱灰といいます。脱灰したままでは虫歯になってしまいますが、それを防ぐのが唾液の作用です。唾液の作用により溶けた表面を修復していきます。これを再石灰化といいます。

このように、お口の中では脱灰と再石灰化が繰り返されています。

だらだら食べや間食は要注意!

だらだらと長時間食事をしていたり、間食が多かったりすると、脱灰ばかりが進み、再石灰化の作用が追い付かなくなります。

脱灰が進むことで虫歯になりやすい口腔環境となります。

ではいったいどうしたらよいのでしょうか

食事をした後や、間食をした後はできるだけ歯磨きをして、糖質や虫歯菌を口腔内から洗い流しましょう。もしも、歯磨きの時間が取れない場合はうがいだけでも行うとよいでしょう。

間食などはキシリトール入りのものを食べましょう

間食などをするときも、あめやドーナツなど甘いものを選ぶのではなく、キシリトールやリカルデントなどを摂取するようにしましょう。

最近では、キシリトール入りのガムなども多く販売されていますので、おやつ代わりにしてみてはいかがでしょうか。

キシリトールやリカルデントには再石灰化を強化する作用があります。

不規則な食生活を送っている場合は改善を!

だらだら食べや間食などの不規則な食生活は虫歯のリスクをあげるだけでなく、ダイエットを行っている人にも大敵です。

自分の食生活を振り返ってみて不規則だなと感じた方は是非改善するように心がけましょう。

顎関節症の影響~全身に影響が及ぶ可能性~

顎関節症という病気を聞いたことがある人は多くいるのではないでしょうか?

顎関節症はここ何年かで特に20~30代の女性に急増していると言われています。

今回は顎関節症が全身に及ぼす影響などを詳しくお話ししていきたいと思います。

女性の口元

顎関節症ってどのような症状なの?

顎関節症の主な症状は、お口を開けると“パキッ”“カクン”と音が鳴る。

口を大きく開けようとすると痛みがある。口を開けると顎が外れるなどがあります。

みなさんが顎関節症と聞いて連想するのはこのようなことなのではないでしょうか?

その他にもいろいろな症状があります

上記の症状以外にも、物を咬むと顎やこめかみのあたりに痛みがある。かみ合わせが悪くなるなどの症状があります。

これらの症状が気になる場合は顎関節症を疑ってみてもよいかもしれません。

顎関節症になる原因にはどのようなものがあるの?

ではどうして顎関節症になるのでしょうか。

顎関節症になる原因はかみ合わせの異常、普段の癖、顎を強くぶつけるなどのケガ、生活していく上でのストレスなどがあります。

普段の癖というのは、無意識に頬杖をついていたり、ご飯を食べるときに片方だけでしか咀嚼していないなどの癖があります。

また、やわらかいものばかり食べているというのも原因になることがあります。

顎関節症が全身に与える影響は?

顎関節症になることで、顎を支える筋肉のバランスが崩れ、肩こりや腰痛、頭痛、首の痛み、コリ、めまいなど、全身に様々な影響を与えます。

また、顎関節症が悪化するとお口が開かなくなり、食事ができなくなったり、話ができなくなることもあります。

顎関節症はどのように診断されるの?

顎関節症の診断は、

・顎に痛みがある
・口が開かない
・お口を開けると音が鳴る

という症状が1つ以上ある、または似た症状がある、その他顎関節症以外の病気(慢性関節リウマチや唾液腺の病気など)がないときに顎関節症と診断されます。

顎関節症の治療法はどのようなものがあるの?

顎関節症の治療は、患者さんの不快な症状をとりのぞいたり、顎関節症になる原因を解決したりして症状を改善していきます。

痛みが強い場合は、薬によって痛みを取り除きます。

また、マウスピースなどを装着して歯ぎしりや食いしばりによるダメージを軽減します。

顎を動かす練習をして、関節円板の位置を正しい位置にもどします。

症状がきになる場合は歯科医院へ相談してみましょう

顎関節症かなと思ったら、自己判断せずに歯科医院や顎関節外来へ相談してみましょう。

歯並びの影響は見た目だけじゃない?!歯列不正について詳しく知ろう!

“歯並びが悪い”といえば、でこぼこしていて外見がきになるという方が多くいるのではないでしょうか?実は歯並びは見た目だけでなく、身体にも様々な影響を与えます。

子供

歯並びが悪いと虫歯や歯周病になりやすい

歯並びが悪いことで、歯磨きのときに磨き残しがあることで、プラークが落としにくく、その結果虫歯や歯周病になるリスクがあがります。

そのため、歯磨きのときには歯並びの悪い部分は特にしっかり歯ブラシが当たっているか確認してブラッシングを行う必要があります。

口腔内が乾燥することで虫歯や歯周病になることもあります

かみ合わせの悪い人の中には前歯が出ていることで唇を閉じることが大変で口呼吸となってしまうことがあります。

口呼吸となることで口腔内が乾燥しやすくなり虫歯や歯周病の進行を防いでくれる唾液がでにくくなり、虫歯や歯周病になることがあります。

肩こりや首などに痛みが出ることがある

歯並びが悪いことで顎の筋肉のバランスが崩れて頭痛や首・肩の痛みなどにつながることがあります。

また、身体の骨格が歪んでしまうこともあります。

食べ物をしっかり噛めなくなる

歯並びが悪いことで食べ物を噛む効率が悪くなったり、しっかり噛めなくなります。そのため、消化不良で胃腸の調子が悪くなることもあります。

歯列不正は心とも関係がある

歯並びが悪いことで、周りの人からの視線が気になり、しゃべったり笑ったりするときに口を手で無意識に隠してしまったりする方もいます。

歯列不正には様々な種類があります

主な歯列不正には叢生・上顎前突・下顎前突・開口などの種類があります。

歯が重なり合って生える歯並び

顎が小さいために歯の生えるスペースが十分に確保されず、歯が重なり合って生えている状態。歯が重なっているためにブラッシングが難しいことがあります。

治療としては、顎を大きくしたり、歯を抜いたりして矯正を行います。

よく聞く出っ歯と受け口も歯列不正です

上あごが下あごよりも前に出ている状態の上顎前突(出っ歯)。

下あごが上あごよりも前に出ている状態は下顎前突(受け口)といいます。

どちらも、矯正を行ったり、外科処置をすることで治療できます。

奥歯だけで噛んでいる開口

奥歯だけでかみ合っていて前歯がかみ合わず開いてしまっている状態を開口といいます。

開口も重度の場合は矯正や外科処置で治療できます。

身体に影響が出る前に相談を!!

このように歯列不正で身体のいろいろなところに影響がでます。

もし気になることがあれば、かかりつけの歯医者さんや、矯正専門医へ相談してみましょう。

かみ合わせの不良により身体にも影響があるって知ってた?

みなさん何気なくものを噛んだりおしゃべりをしたりしていると思いますが、自分のかみ合わせが正しいのか考えたことがある人はいますか?

今回はかみ合わせが悪いことで身体に与える影響について詳しくお話しします。

歯の模型と歯ブラシ

正しいかみ合わせってどのようなものなの?

まず、正しいかみ合わせについて説明します。正常なかみ合わせは、上の歯1本に対して下の歯が2本かみ合っているのが正常です。前歯を見ていただければわかるように上の歯より下の歯のほうが小さいですよね。

歯がきれいにかみ合っていなかったとしても、日常生活に支障がなければ気にする必要はありません。

かみ合わせの不良によって起こる症状

ではかみ合わせが悪いことによってどのような症状がでるのでしょうか。

かみ合わせが悪いと顎を吊っている筋肉に無理な力がかかります。そのためバランスが崩れて、顎だけでなく頭蓋骨にもゆがみが生じ、首や肩、腰にも影響がでることがあります。

全身のバランスが崩れることで肩こりなどが起こることもあります。また、頭痛やめまいなどを引き起こす場合もあります。

虫歯や歯周病になりやすくなる

かみ合わせが悪いことで食後に食べかすやプラークなどの磨き残しが増えることで、虫歯や歯周病になるリスクが上がります。

そのため、磨き残しが多い部位があるなと感じたら、補助用具を使って清掃したり、鏡を見てしっかりブラシが当たっているかなどを確認しながらブラッシングを行うとよいでしょう。

無意識のうちに歯ぎしり・食いしばりをしていることも

歯がきれいにかみ合っていないと、物を噛むときに力を入れて噛んでしまったり、無意識のうちに歯ぎしり・食いしばりをしていることもあります。

食いしばりや歯ぎしりは、歯がすり減ったり、歯が折れてしまうこともあるので気を付けましょう。

その他にもいろいろな影響があります

しっかり噛めないことで食事をするときに食べ物をしっかり噛めないまま飲み込むこととなり、胃や腸などに負担をかけてしまうことがあります。

また、肉体的な影響だけでなく、精神面でも影響を与えるといわれています。

このようにかみ合わせの不調で身体全身に影響があります

気になる症状がある人は歯科医院へ相談してみましょう。また、かむ時にかみ合わせのことを意識して噛むようにしてみましょう。

もしかしたら、かみ合わせが原因で今回お話したような症状がでている場合があります。

子供のお口を鍛えよう!~子供のためのお口のトレーニング~

お子さんが赤ちゃんの時は母乳を飲んだりすることで“吸う力”を身に着けます。

また、だんだん歯が生えてきて離乳食になることで”噛む力”や”口を上手に動かす”ことができてきます。口を上手に動かすことで“おしゃべりの力”や“食べる力”につながります。

入園 入学

お子さんを観察してみて気が付いたことがある人はいませんか?

食事をしている時に子供を観察していると、麺類などをうまくすすれていなかったりすることはないでしょうか?また、日常生活を送るなかで、お口がぽかんと開いたぽかん口になっていたり、お話をしている時にうまく発音できていなかったりということはないでしょうか?

お口がぽかんと開いたぽかん口

お口がしっかりしまっていないとぽかん口になります。ぽかん口になっていると口呼吸になり、ダニやほこりなどを口から肺へ送ってしまい健康のリスクが心配になりますよね。

ぽかん口は舌の筋力が低下しているともいわれています。

舌は正しい位置にありますか?

舌の正しい位置は、舌が上あごにぴたりとくっつき、舌の先端が前歯の裏側の根元に触れている位置です。普段舌の正しい位置を気にしたことがない方が多くいると思いますが、実際考えてみるとこの位置にあるのではないでしょうか。しかし舌の筋肉が弱いと下あごの中にダランとなってしまいます。こうなると舌が歯を押して歯並びが悪くなったり、前歯が開いたままの状態になりぽかん口へとつながります。

お口を鍛えるトレーニングにはどのようなものがあるの?

お口を鍛えるトレーニングには様々あります。簡単にできるものが多いので説明していきます。

シャボン玉を使って息を吐く練習をします。

息をふーっと吹くことでお口の周りの筋肉にも良いですし、息を出すことは声を出すということにもつながります。また、小さいお子さんなどはシャボン玉などを使うと楽しくトレーニングできるでしょう。ストローを使い水の中でぶくぶくするのも良いかと思います。

飴を噛まないように舐める

舌の運動を行うために飴を使ってみるのも良いかと思います。舌がよく動かないと飴はなめられませんよね?舌を動かすことが苦手な子供ほど飴をすぐに噛んでしまうことがあります。舌を使って前後左右によく飴を舐めることで舌の運動にもなりますし、お口の筋肉の運動にもなります。

食べる力を鍛えるために発達に合わせた食事を

離乳食が始まったばかりなのに硬めの食事ではお子さんもうまく食べることができませんよね。また、成長したお子さんにやわらかいものばかり与えていては、顎の成長に影響がでます。

お子さんの成長段階にも個人差がありますので、お子さんにあった食べ物の形態で離乳食や食事を作ってあげてください。

子供の歯がグラグラ!?歯が抜ける順番ってあるの?

お子さんがいる方の中には、ある日いきなり”ママ!なんか歯がグラグラする!

と言われたことのあるママもいるのではないでしょうか。

では、子供が乳歯から永久歯に生え変わる時期には歯の抜ける順番などはあるのでしょうか?

肩を組む小学生

乳歯はいつ頃から抜けはじめるの?

まず、乳歯の抜けはじめる時期はいつ頃なのでしょうか。

乳歯の生え変わりには個人差はありますが、だいたい5歳前後からはじまり、12歳ごろまで続きます。

先ほども述べたように歯の抜ける時期には個人差がありますので、6歳になってもまだ抜けない子もいますし、逆に4歳のころから抜けはじめるなど様々です。

乳歯はどの順番で抜けるの?

では、乳歯はどのような順番で抜けるのでしょうか。まずは下の前歯の二本がグラグラし始めて抜けます。その後上の前歯二本が抜けはじめ、奥歯が抜けます。

乳歯が抜けた後は半年後ぐらいに永久歯が生えてきます。

抜ける順番にも個人差がありますので、この順番に抜けなかったからといって心配になることはありません。

グラグラして来たらどうしたら良いの?

歯がグラグラしてくるとお子さんの方から「なんか歯がグラグラする」と言われることが多いかと思います。しかし、グラグラしているからと言って無理やり抜いたりせず、自然に抜けるのを待ちましょう。

グラグラして痛いときの対処法

歯がグラグラしてくると、ご飯を食べている時など痛みがあってご飯が食べられないという話もよく聞きます。

その場合は歯茎が炎症を起こしている場合もありますので、歯医者さんを受診するようにしましょう。

乳歯が抜ける前に永久歯が生えてくることってあるの?

乳歯が永久歯に生え変わる時期に、乳歯が抜ける前に永久歯が生えはじめることもあります。しかしいつになっても抜ける感じが見られない場合は歯科医院へ行き診てもらうとよいでしょう。

歯の生え変わりの時期は、乳歯と永久歯が混合の状態が続きます。

そのため、うまく歯ブラシが当たらず虫歯になってしまったり、歯肉炎になってしまうことが多くあります。

歯間ブラシやフロスを使って口腔ケアを行いましょう。

気になることや不安なことがあれば歯医者さんに相談しましょう。

ホワイトニングができない人っているの?体への影響は??

ホワイトニングという言葉を聞くと多くの方が歯を白くすることと認識していただけるのではないでしょうか。最近では多くの歯科医院でホワイトニングを行っています。

では、ホワイトニングを行うことのできない人はいるのでしょうか?

歯の色合わせ

人工の歯はホワイトニングで白くすることができない

虫歯の治療などで冠がかぶっていたり、詰め物がされていたりする部分はホワイトニングでは白くすることができません。ホワイトニングはご自身の歯を白くする施術です。

被せものの部分が気になる方は、被せものを白いものに変えるなどをすることもできますので主治医に相談してみましょう。

ホワイトニングを行う前に虫歯の治療を

虫歯などがあるとホワイトニングができないわけではないのですが、しみる症状などがでる可能性があるので、できれば虫歯の治療を行ってからホワイトニングを行うことを推奨しています。

ホワイトニング剤の刺激で知覚過敏になることも

歯にひびがある場合、傷がある場合、象牙質がむき出しの場合はホワイトニング剤の刺激によって知覚過敏の症状が出ることがあります。ホワイトニングを行う前に医師が判断します。

もともとの歯の色が濃いと効果が実感できない

ご自身の歯の色がとても濃い人はホワイトニングの効果があまり実感できない場合があります。テトラサイクリンという抗生物質を服用したことで歯が変色してしまった場合は大きな効果が得られない場合があります。

歯磨きなどのお手入れができないと効果が続かない

ホワイトニングをしたからと言って白い歯が永遠に続くわけではありません。

歯の白さを保つためにも毎日の歯磨きが重要となります。

歯を磨かずに常に汚れが残っている口腔内の状態の人はホワイトニングには向いていません。

効果を持続させるためには

ホワイトニングの持続期間は約半年から一年半ほどといわれています。

効果を持続させるためにも先ほどお話ししたように毎日の歯磨きや、定期的に歯科医院でクリーニングを行うなどのアフターケアが重要です。

まずは相談してみましょう

ホワイトニングができるかどうかは自己判断では難しいものです。

ホワイトニングを希望する場合はまず専門医へ相談してみましょう。できない場合でも他の方法を見つけてくれるはずです。

口腔ケアの重要性~寝たきりの人の口腔ケア~

お口の中の口腔ケアは誤嚥性肺炎の予防や口腔機能の低下の予防など様々なメリットがあります。

高齢の方や病気になった方の中には、寝たきりの状態の方もいます。

寝たきりの方の口腔ケアはどのように行ったらよいのでしょうか。

車いすを押す風景

寝たきりで口から食事をしていない場合でも口腔ケアは必要

経管栄養や胃ろうなどを行っていて、口から食事をしていない場合でも口腔細菌は増殖します。唾液には殺菌作用がありますが、口から食事をしないことで口からの刺激が少なく、唾液が出にくい状態になります。

唾液がでにくくなると口腔内の細菌が増殖したり、また、口腔乾燥にもつながります。

口腔内が乾燥している場合は保湿剤を使用しましょう。

唾液が出にくい状況が続くと口腔内や唇が乾燥してきます。その場合は口腔内に保湿ジェルなどの保湿剤を塗布したりして口腔内の乾燥を防ぎます。

また、唇に痂皮(かひ)などが付着している場合は、無理にはがすと出血することもありますので、保湿をしっかりとしてゆっくりはがすようにしましょう。

寝たまま口腔ケアを行う場合の注意点

寝たまま口腔ケアを行う場合は、歯ブラシなどを濡らしすぎてしまうと誤嚥を起こす原因となりますので、水気はしっかり切ってブラッシングを行うようにしましょう。

ベッドを起こしても大丈夫な場合はご本人の無理のない程度にベッドを起こして口腔ケアを行ってみてもよいでしょう。

最後はしっかりと水分をふき取りましょう

口腔内を全体的に磨いた後は本来であればうがいを行いますが、うがいができない場合は口腔内を口腔ケアウエットティッシュやガーゼなどを用いてしっかりとふき取りをしましょう。

口腔ケアウエットティッシュの使い方

まず口腔ケアウエットティッシュを取り出します。大きさが大きい場合は半分にして使うとよいでしょう。

人差し指と中指の間に口腔ケアウエットティッシュを挟み指に巻き付けます。舌の歯茎や歯を全体的に拭いた後に上の歯茎や歯も同様に拭いていきます。

舌の汚れも除去するようにしましょう

歯だけでなく舌の汚れ(舌苔)を除去することも重要です。舌のブラシが入る場合は舌ブラシを使用し汚れを除去します。また、最後に口腔ケアウエットティッシュで拭くようにしましょう。スポンジブラシなどを用いて汚れを除去するのも良いでしょう。

口腔ケアをされる側の気持ちになって行いましょう

寝たきりの方の口腔ケアはご本人の無理がない程度に相手の気持ちになって行うことがよいでしょう。

また、ご本人にも苦しくないか、痛くないかなど声掛けを行いながら行うのも良いでしょう。

お口周りの癖はありませんか?~口腔習癖がもたらすトラブル~

皆さん自身やみなさんのまわりにはさまざまな癖を持った人がいると思います。

例えば、貧乏ゆすりをする癖がある人や、頬杖をつく癖、足を組む癖がある人など様々です。今回はお口周りの癖についてお話しします。

頬杖をつく女の子

口の周りの癖は口腔習癖

口腔習癖とは、のどの部分からお口にかけて無意識的に繰り返して行う癖のことをいいます。口腔習癖にはどのようなものがあるのでしょうか。

1.咬唇癖

咬唇癖とは下唇を噛んだり、爪や皮膚を噛んでしまう行為のことを言います。

一つのことに集中している時や、考え事をしていて無意識に噛んでしまうということが多いようです。

2.吸唇癖

吸唇癖とは、文字のとおり唇を吸ってしまう癖です。

下唇を吸うことで上の前歯が押し出され、出っ歯になったり、上唇をすうことで受け口のようになってしまうことがあります。

3.拇指吸引癖

いわゆる指しゃぶりのことです。指しゃぶりをすることで、出っ歯や開咬(歯がかみ合わず開いている状態)などの不正咬合につながります。

指以外にもタオルや毛布などを噛む癖も歯並びに影響を与えます。

4.態癖

態癖とは無意識に行う癖のことです。

例えば、頬杖をつく、寝るときに左右どちらかに寝る方向が偏る、食事中にどちらかの歯で噛んでしまう、姿勢が悪いなどがあります。

5.口呼吸

口呼吸も口腔習癖となります。これは、鼻が詰まって一時的に口呼吸となっている場合などではなく、無意識的に口呼吸の癖がある人のことをいいます。

口呼吸の人はお口が長時間開いているため、顎の筋肉や成長に影響をあたえて不正咬合を起こしやすかったり、お口が開けっ放しのため、口腔内が乾燥し細菌が増えることで虫歯などのトラブルになりやすくなります。

6.舌突出癖

舌突出癖とは舌を前に突き出す癖です。日常的に行っている人もいれば、食事を飲み込む(嚥下時)時のみ行っている人もいます。

舌突出癖の方は舌で歯が押されるため開咬や出っ歯になりやすくなります。

口腔習癖に治療法はあるのでしょうか

皆さんもお分かりのように日常的に行ってしまっている“癖”を治すことは簡単ではありません。無意識的に行っていることは意識してやめてもらうことになります。

トレーニングをすることで効果があるとも言われています。

口腔筋機能療法とは

そのトレーニング法が口腔筋機能療法です。

口腔筋機能療法には発音や嚥下、咀嚼のトレーニングや口唇を閉めるトレーニング、舌を挙上させることにより筋力をあげるトレーニングなどがあります。

癖というものは自分ではあまり気付きにくいものです。

口腔習癖は上記のようにお口の中に様々なトラブルを招きますので、気になる人は自分に癖はあるか周りの人に聞いてみるのも良いかもしれませんね。

年齢を重ねるにつれて口腔内も変化する?~加齢による変化~

年齢を重ねるにつれて体調の変化や、体力の変化など様々なトラブルがでてきます。このような加齢に伴う変化は口腔内にも起こっていることをご存知でしょうか?

歯科イメージ

今回は加齢に伴う口腔内の変化をお話ししていきます。

歯が抜けて残存歯が少なくなる人がいる

虫歯や歯周病などにより歯が抜けてしまい、入れ歯になる方が多くいます。
口腔内は健康な人で28本(智歯を含めると32本)の歯が存在しています。
しかし、60歳前後で残存歯が20本を下回り、70歳前後で10本を下回るといった方が多くいます。入れ歯などを入れず歯がない状態のままにしておくと、摂食などに障害が出てきます。

残存歯にも様々な変化が起こります

長年にわたり咀嚼してきた歯は、咬合面がだんだんすり減ってきます。
また、誤ったブラッシングのやり方を行うことで、歯の表面なども削れることがあります。
歯自体の色も黄色っぽく黄ばんできたり、もろくなったりします。

歯茎もだんだん痩せてきます

歯だけでなく、歯茎も加齢に伴い張りがなくなりだんだん退縮してきて、歯が長くなったように見えたり、歯と歯の間に隙間が空きものが挟まりやすくなったりします。
また、歯茎が痩せることで入れ歯の安定性も悪くなります。

顎が外れやすくなるということも

加齢に伴い顎の関節が摩耗することで顎が外れやすくなる方もいます。
そのため、口を大きく開けるときはいきなり開けるのはなく少しずつゆっくり開けるようにしましょう。

唇も張りがなくなり乾燥気味に

唇もだんだん委縮して張りがなくなります。
また、乾燥して口角炎にたびたびなることもあります。そのため口を大きく開けにくくなります。

唾液の分泌が減少し口腔内が乾燥する

加齢に伴い唾液の分泌量も減少します。
そのため口腔内が乾燥し、自浄作用が低下するため、口腔内が不良になったり、嚥下障害などを起こすことがあります。
※薬の副作用で唾液分泌が低下することもあります

その他にも様々な症状が・・・
上記以外にも、若いころと比べて味覚が鈍い、口腔内の感覚が鈍くなったと感じる方もいるかと思います。
このように加齢に伴い様々な症状がありますが、まずできることはご自身の口腔内を清潔にすることで健康な毎日をすごすようにしましょう。

虫歯ができる原因って?~虫歯ができる4つの条件~

皆さんは虫歯がどのようにしてできるかご存知ですか?

歯科イメージ

ほとんどの人が甘いものを食べた後など歯磨きをしないから虫歯ができると思っているのではないでしょうか?はたして本当に虫歯の原因はそれだけなのでしょうか?

どうなったら虫歯になるの?

お口の中はいろいろな細菌が存在しています。

その中でも虫歯菌は、磨き残しやプラークなどがあると酸を生成し、歯を溶かします。

歯を溶かすことで穴が開き虫歯になってしまうというわけです。

虫歯になる原因には4つの条件があります。

口腔内の細菌(虫歯菌)が原因

1つ目の条件は細菌です。その中でもミュータンス菌やラクトバチルス菌は虫歯の原因となり、虫歯菌と呼ばれています。

口腔清掃状態が悪く、口腔内の細菌が増えれば増えるほど虫歯になるリスクは高まります。

酸によって歯が溶かされて虫歯となる

2つ目は糖質です。虫歯菌は糖質が大好物です。口に入った食べ物から糖質を摂取することで酸を作り出し、歯の表面を溶かしていきます。

糖質の中でも虫歯菌の繁殖につながりやすいと言われているのがショ糖(砂糖)です。

そのため、飴やチョコレートなど甘いものを食べて歯磨きをしないと虫歯になると言われているのですね。

虫歯になりやすい人・なりにくい人がいる

3つ目の条件は歯質です。歯も個人差があり、虫歯になりやすい人もいれば、なりにくい人もいます。

虫歯になりやすいからと言って、あきらめることはありません!しっかりと口腔ケアを行い、清潔な口腔環境を保つことで虫歯を予防することができます。

口の中がどれだけ酸性に傾くかで変わる

4つ目の条件は時間です。口腔内は酸性に傾いて虫歯菌が増殖したとしても、短時間で除去することで虫歯のリスクは減少します。

逆に、飴などを長い時間舐めていたり、常に何か食べていたり、口腔の清掃状態が悪いのが長い時間続くと虫歯菌が増殖し、虫歯のリスクが高まります。

4つの条件が重なると虫歯ができる

上記の4つの条件が重なると虫歯ができるリスクが非常に高まります。

食後は歯磨きを行う、歯磨きできないときはうがいだけでもしっかりと行うなどして、虫歯のリスクを少しでも減らして、虫歯に負けない口腔環境にしていきましょう。

虫歯かなと思ったら・・・

もし、虫歯ができてしまったら、そのまま放置するのではなく、強い痛みが出る前に早めに歯科医院で虫歯の治療を行いましょう。

また、定期的に歯科健診にいくことも虫歯の早期発見につながります。

歯がない人も歯磨きは必要?~歯がない人の口腔ケア~

総義歯を使っている人、お口の中に残存歯がない人でも歯磨きは必要なのでしょうか?

今回は歯がない人の口腔ケアについて詳しくお話しします。

義歯とデンタルミラー

歯がなくても口腔ケアは重要

残存歯がある方は毎日歯磨きを行って清潔にしているともいますが、歯がない人も口腔内を清潔にすることは重要です。

ではなぜ歯がなくても口腔ケアは必要なのでしょうか?

誤嚥性肺炎の原因となることも

お口の中は入れ歯を入れていても、入れ歯と歯茎の間に食べ物(食渣)が挟まったり、歯茎と頬の間に食渣が挟まったります。その汚れをそのままにしておくと細菌が繁殖します。

その汚れを飲み込むことで誤嚥性肺炎の原因になることもありますので注意が必要です。

舌の汚れも清掃するようにしましょう

口腔内の汚れは舌にも付着します。舌につく汚れを舌苔といいます。

舌の汚れもまた、誤嚥性肺炎の原因にもなりますし、口臭の原因にもなりますので、口腔ケアの際は舌も磨くようにしましょう。

専用の舌ブラシなども最近よくみかけますよね。

口腔内を刺激しないと唾液減少の原因にも

口腔内を歯ブラシなどで刺激することで唾液の出を促進させます。

唾液には殺菌作用や自浄作用などの様々な働きがあります。

また、唾液の出が悪く口腔内が乾燥していると食事のときにものが詰まりやすく、細菌が増える原因となります。

歯茎がだんだん退縮してくる

歯茎にブラッシングなどで刺激がないと歯茎がだんだん退縮してきます。歯茎が退縮してくることで、入れ歯が合わなくなり、安定しにくくなることがあります。

そのため、ブラッシングだけではなく、指で歯茎をマッサージしてあげることも良いかと思います。

どのようにして口腔ケアを行ったら良いのでしょうか

口腔内は歯ブラシを使用する場合は、やわらかめの歯ブラシで全体的に歯茎の部分をマッサージするような感じで磨いてあげてください。歯ブラシ以外にもスポンジブラシという先端がスポンジできているようなものもあります。

その他にも口腔内を拭いて清掃するタイプのものもあります。ご自身の口腔内にあっているものを使うようにしましょう。

入れ歯の清掃ももちろん大切です

口腔内だけでなく、お口の中に入れる入れ歯も汚れたままでは意味がありません。

義歯ブラシなどを用いてきれいに清掃しましょう。

口腔ケアを行っていない人もこれからは口腔ケアを!

このように口腔内は歯がなくても口腔内を清掃する必要がありますので、今まで行っていなかった方はぜひ口腔ケアを行っていきましょう!

歯に白い斑点が?ホワイトスポットって知っている?

鏡をみてみると歯に白い斑点がある人もいるかもしれません。この白い斑点っていったいどうしてできたものなのでしょうか?

歯科イメージ

白い斑点はホワイトスポットと呼ばれています

歯の表面はエナメル質というものでできています。このエナメル質にできる白い斑点やまだら模様のことをホワイトスポットといいます。

自覚症状はほとんどないことが多いです。ホワイトスポットができる原因には様々なものがあります。

初期の虫歯が原因でホワイトスポットができる

歯の表面のエナメル質は虫歯菌が産生する乳酸により溶かされやすい性質があります。

そのため、歯の表面が溶かされ脱灰することで歯の表面が白くみえることがあります。

もちろんこの初期虫歯を放置することで虫歯が悪化し、穴が開いてしまうので、初期虫歯によるホワイトスポットの場合は歯科医院でみてもらいましょう。

高濃度のフッ素を摂取していた場合

お母さんのおなかの中にいるころから13歳ぐらいまでの間に高濃度のフッ素を多く摂取しているとホワイトスポットができる可能性があります。

これを歯のフッ素症といいます。

遺伝的な原因もあります

遺伝的な原因でホワイトスポットができることもあります。

例えば、あなたのお父さんやお母さんに歯の形成異常などがみられる場合、あなたにも遺伝的にホワイトスポットができる可能性があります。

乳歯のときに外傷を受けた場合

乳歯のときに転んだり、何かにぶつけたりして外傷をうけてしまった場合、乳歯ではなく、これから生えてくる永久歯に栄養がでてくる可能性があります。

ホワイトスポットには治療法はあるの?

ホワイトスポットはとくに自覚症状などがあるわけではないのですが、審美的な面で気になる人が多くいると思います。

そのため、ラミネートベニア(歯のつけ爪のようなもの)や、ホワイトスポットの部分を少し削ってレジンを充填するなどの方法があります。

初期虫歯が原因の場合は、フッ素塗布や、口腔内の清掃をしっかり行うことで虫歯の進行を止めることができます。

気になるときはまず相談を!

鏡をみてホワイトスポットをみつけたら、特に前歯の場合は審美的にも気になるかと思います。

お近くの歯科医院で相談してみてはいかがでしょうか。

味覚を感じるだけじゃない?舌の機能って知っている?

食事をするときに味覚を感じることができる舌ですが、味覚を感じる以外にも様々な機能があることを知っていますか?

野菜

舌の機能って知っている?

今回は舌について詳しくお話しします。

味覚や温度などを認識する

これは皆さん知っている方も多くいるかもしれませんが、食事をするときなど、舌に存在する味蕾(みらい)で味を認識します。

また、温度や触覚なども認識することができます。

食事をするときに食べ物を口腔内へ

食べ物を摂取するのも舌の機能といえるでしょう。

また、口腔内から異物などを吐き出したいときは、排出する機能があります。

食塊を作り飲み込みやすくする

食べ物を食べるときに唾液と混合することで食塊を作り、飲み込みやすくする機能があります。

また、食べ物を口蓋へ当てて押しつぶすという作用もあります。

食べ物を飲み込みやすい位置へ移動させる

食べ物を食べたとき舌がないことを想像してみるとうまく飲み込める位置へ移動しないことがわかるのではないでしょうか。

舌があることで食べ物が飲み込みやすい位置へ移動し、スムーズな嚥下ができるのです。(嚥下反射を起こすことができる)

唾液や胃液などの分泌にも作用します

舌を使うことで唾液や胃液などの分泌反射を起こします。

先ほどもお話ししたように唾液が分泌することで食塊を作るので嚥下もスムーズに行うことができます。

舌がないとうまく発音できない

舌があることで発音する機能もあります。

例えば”たちつてと”は舌を口蓋につけることで発音することができます。舌の使い方で発音も大きく変わってきます。

その他にも様々な機能があります

また、舌は全身状態を知るのにも重要な器官でもあります。

舌の色を見て色が黒っぽかったり、斑点が出ていたり体の異常を知るバロメーターでもあります。

歯磨きをするとき、ぜひ鏡で自分の舌を確認してみてください。

舌には舌苔という汚れが付くことがあります。そのため、舌ブラシなどで清掃することも重要となります。

舌の汚れは口臭の原因となりますし、誤嚥性肺炎の原因ともなりますのでぜひ口腔ケアを行うようにしましょう。

口呼吸が改善する?!お口の体操あいうべ体操!

みなさん、あいうべ体操って知っていますか?

”あいうえお”ではなく”あいうべ”と聞くとなんだか変な感じですね。

今回はあいうべ体操について詳しくお話していきたいと思います。

お口の体操あいうべ体操

あいうべ体操はどのようにして行うの?

まず、あいうべ体操のやり方を説明したいと思います。

まず”あー”と口を大きく開きます。次に”いー”の口です。しっかりと”い”の口をすることで、飲み込みの筋肉のトレーニングにもなります。

次に”うー”としっかり口を前に突き出します。最後に”べー”と舌を思い切り下に突き出します。

大げさと言われるぐらい大きな動作で

あいうべ体操を行うときは、早口言葉のように言うのではなく、ひとつひとつの言葉をしっかり、ゆっくり、大きな動作で行うことが重要です。

1日30回程度を目安に行ってみるとよいでしょう。

また、あいうべ体操を行うときは発声せずに、口だけあいうべの口を行ってもよいのですが、誤嚥性肺炎の可能性がある方や、麻痺がある方などは喉の筋肉も鍛えられるので発生しながら行うのをおすすめします。

口の周りの筋肉や舌の筋肉を鍛える

あいうべ体操は、”あ・い・う”の口の動きで表情筋や口輪筋などのお口の周辺の筋肉を鍛えることができます。

また、”べー”と舌をだすことで舌筋や舌骨筋群を鍛えることができます。

そうすることで、舌の筋肉が鍛えられ、舌を引き上げることにつながります。

舌の筋肉を鍛えることで鼻呼吸へ

先ほどもお話ししたように、あいうべ体操を行うことで舌の筋肉を鍛えるトレーニングにつながります。そのため、口呼吸の人は舌の筋肉を鍛えることで、舌を正しい位置に引き上げることができ、鼻呼吸をすることにつながります。

たるみやほうれい線の予防にも効果がある?

あいうべ体操を行い、舌の筋肉や口の周りの普段あまり使われていない筋肉を使うことで、たるみやほうれい線の予防につながるとも言われています。

また、舌を”ベー”と下方向に出すだけでなく、横に出して左右に動かしてみたり、ぐるっと回してみたりすることも効果があります。

簡単にできるので続けてみましょう

あいうべ体操で必要なものはとくにありません。気軽にできる体操ですので、普段口呼吸で悩んでいる人はもちろんですが、お口の周りの筋肉を鍛えるためにもあいうべ体操を習慣にしてみてはいかがでしょうか。

死因原因第3位の誤嚥性肺炎って知っている?

死因原因の第3位には肺炎があげられています。

肺炎で亡くなる方の約7割が誤嚥性肺炎で亡くなっていると言われています。
今回は誤嚥性肺炎について詳しくお話しします。

肺炎

誤嚥性肺炎とはどのような病気?

誤嚥性肺炎とは、水や食べ物、口腔内の細菌などが誤嚥することで食道ではなく、肺に入ってしまうことで細菌が繁殖し、炎症を起こすことをいいます。

この誤嚥性肺炎は誰しもが発症するわけではありません。

高齢者や体力が落ちている人は注意が必要

本来健康な人であれば、誤嚥をしてしまい肺の方に異物が入ったとしても、咳をしたりすることで異物を外に出すことができるので問題はありません。

しかし、高齢者や体力が落ちて抵抗力が低下している人は、食べ物などの異物が肺に侵入し、細菌が繁殖して炎症を起こしてしまうため注意が必要です。

誤嚥性肺炎の予防には飲み込みの筋肉が重要

食事中によくムセがある人や、誤嚥して咳き込むことが最近増えた、痰がよく絡むなどの心当たりがある人は注意が必要です。

というのも、これらが起こる原因には飲み込む時に使う筋肉が衰えている可能性があるからです。食べ物などを飲み込む時に動く喉の筋肉を喉頭挙上筋群といいます。

喉頭挙上筋群は加齢とともに衰える

飲み込む時に使用する喉頭挙上筋群は加齢とともに衰えてきます。

自覚症状はほとんどありませんが、年齢を重ねるにつれ、のど仏の位置が徐々に下がってくることで食べ物を食べたときに気管を閉鎖する機能が悪くなり誤嚥につながります。

誤嚥性肺炎予防のためのトレーニング

喉の筋肉を鍛えるトレーニングを行うことで誤嚥性肺炎の予防につながります。

例えば、「嚥下おでこ体操」「のどいー」など様々なものがあります。

「嚥下おでこ体操」は、額に手をあて、へそを覗き込むように顎を引き、手とおでこを5秒間押し合います。喉の筋肉に力が入っていることがわかるかと思います。

「のどいー体操」は『いー』の口で口を横に大きく広げ、発声しながら5秒キープします。これを5~10回繰り返します。

口腔ケアも重要です

お口の中を清潔にすることもとても重要です。

お口の中はみなさんも知っての通り細菌が多く存在しています。そのため、口腔内が不潔だと、食べ物や唾液と一緒に口腔内の細菌が入り込み誤嚥性肺炎の原因となることもあります。

誤嚥性肺炎予防のためにも口腔内もしっかり清掃するようにしましょう。

虫歯の予防~シュガーコントロールについて~

虫歯の予防には、プラークコントロール(プラークをブラッシングなどで取り除くこと)・歯質の強化(フッ素などを利用して強化する)・シュガーコントロール(糖分をとりすぎないようにすること)があります。

今回はシュガーコントロールについて詳しくお話しします。

チョコレート

シュガーコントロールってなに?

シュガーコントロールと聞くと、”シュガー=砂糖を摂取しないようにすること”と勘違いする人もいるかもしれませんが、そうではありません。

規則正しく朝・昼・晩の食事をしっかり食べたり、おやつの回数など糖分を摂取する回数が多い人は回数を減らしたりすることです。簡単に言うと糖分をとりすぎないようにすることです。

甘い糖分は虫歯菌の大好物

知っている方も多くいるかと思いますが、虫歯菌の大好物は甘いもの=糖分です。

虫歯菌が糖分を食べることで酸を出します。酸を出すことで歯を溶かし虫歯にしてしまいます。では、虫歯予防のためにはどのようなシュガーコントロールを行えばよいのでしょうか。

摂取する砂糖(糖分)の量に注意する

例えばコーラやスポーツドリンクには多くの砂糖が入っています。このように、知らず知らずに多くの砂糖を摂取してしまっている可能性があるので注意が必要です。

調べてみると多くの砂糖が入っていたんだと驚くものもあるかと思います。

寝る前の砂糖の摂取はおススメしません

寝る前や、睡眠中は唾液の分泌が減少します。そのため、細菌が繁殖しやすくなり虫歯ができやすい環境となります。

例えばその環境の中、寝る前にアイスなどを食べる、飴を舐めながら寝たりすることは虫歯になるリスクが非常に高まります。どうしても食べてしまった場合は、しっかり歯磨きをしてから寝るようにしましょう。

長い時間お口の中に砂糖が残っているのはNG

食べ方にも注意が必要です。

甘いものをだらだらと食べているとお口の中が酸性に傾いた状態のままとなってしまい、これもまた虫歯になるリスクを高めます。そのため、ガムなどはキシリトールのものを選ぶなどすると良いと思います。

また、おやつなどの回数が多い人も同様にお口の中が酸性に傾いている時間が長くなり虫歯になりやすくなります。

このようにシュガーコントロールを意識して毎日の食事・間食を行うようにしましょう。

甘いものを食べた場合はしっかりとブラッシングを行い、虫歯にならない口腔内の環境を作っていきましょう。

歯周病は全身状態と関係している~歯周内科治療で歯周病菌を撃退~

みなさんの中にも歯茎が腫れたり、出血したり、歯周ポケットが深い、などを歯科医院の検査で指摘されたりして歯周病で悩んでいる人は多くいるのではないでしょうか。

では、歯周病と全身疾患・歯周内科について詳しくお話ししましょう。

歯が抜ける

歯周病ってどういう病気?

歯周病は歯の骨が溶けてしまい最悪の場合グラグラになり歯が抜けてしまうという恐ろしい病気です。日本人の約8割が歯周病に感染しているといわれています。

症状としては、初期の歯周病は出血や歯茎の腫れ程度ですが、重度になると歯周病菌により歯周ポケットが形成され、歯の土台となる骨を溶かし最後には歯が抜けてしまいます。

歯周病は人から人へ移る感染症です

歯周病はお口の中の細菌が原因で発生する炎症性疾患です。厄介なことに、自分に歯周病菌がいなくても、インフルエンザなどと同じで他人から感染する恐れがあります。

食器の使いまわしや、キス、くしゃみなどでも感染することがあります。

歯周病の原因は細菌!

みなさんのお口の中には多くの細菌が存在します。歯磨後に磨き残しがあるとその部分にプラークがたまります。プラーク1㎎の中には10億個もの細菌がいると言われ、歯周病や虫歯の原因となります。

また、抵抗力が落ちているときに発症しやすくなります。

歯周病と全身状態の関係

歯周病が悪さをするのは口の中だけではありません。歯周病で出血することで血管内に菌が入り込み、狭心症や心筋梗塞を起こす恐れがあることが分かりました。

歯周病菌は心臓や血管内で血栓を作り易くし、心筋梗塞や脳梗塞の原因にもなります。

歯周病は糖尿病の関わりにおいて、インシュリンの働きを妨げ血糖のコントロールを困難にしたり、妊婦においては歯周病菌が子宮内で陣痛を促進させる働きをし、早産(低体重出産)の原因にもなります。

歯周病を薬で治す治療がある?

従来の歯周病治療は、歯周病の原因となる細菌や歯石などを器具を使って取り除くという治療法でした。歯周外科手術という歯茎を開いて中の病巣をとる治療をするので、治療が怖いと思う患者さんもいます。

しかし、歯周内科治療は薬で歯周病を治療するという新しい考え方です。

位相差顕微鏡で歯周病菌をみることができます

歯周内科治療ではまず、位相差顕微鏡を使って歯周病菌やどのようなカビがいるかの検査をします。位相差顕微鏡での検査結果をみて今後の治療を決めていきます。歯周病菌やカビが実際に目で見ることができるので、ブラッシングのモチベーションアップにもつながります。

歯周内科治療はどのようにして進めていくの?

先ほどお話ししたようにまずは位相差顕微鏡で細菌の検査を行います。

その後、細菌を除去してくれる内服薬を服用していただきます。(※ジスロマックなどの抗生物質)副作用が現れる場合があるのでその場合は医師に相談してください。そして、除菌のお薬や抗カビ剤などを使いお口の中をクリーニングします。その後歯石などを徹底的に取り除き、定期的にお口の中をクリーニングします。

歯周病の再発を予防するために・・・

何度も言いますがお口の中は細菌の住みかです。

そのため、一度除菌の治療をしたからと言って歯周病が治るわけではありません。

定期的に歯科医院へ通い除菌の処置やプロフェッショナルクリーニングをすることが大切です。

体もお口も健康が一番!歯科人間ドックって知っている?

皆さん体の人間ドックはやったことがある人が多いのではないでしょうか?

血圧を測ったり、血液検査をしたり、女性の方は子宮がん検診や、マンモグラフィーを受けている方も多くいると思います。この人間ドックですが、歯科にもあるって知っていましたか?

歯を磨く女性

歯科人間ドックってなに?

言葉からもわかるように、普段みなさんが受けている人間ドックのお口版です。普通の人間ドックではお口の中の状態などは確認しませんよね。歯科人間ドックではお口の健康を総合的に判断します。

歯科人間ドックはなぜ行ったほうが良いの?

近年よく聞く歯周病・虫歯などのリスクは人によって違います。

自分のお口の中の様子を詳しく調べることで、これからはどのように口腔ケアをしたらよいのかなどの指標となります。

お口の中にもガンはできる

また、最近芸能人がガンになってしまい、ガンの検査をする人が増えてきています。もちろんお口の中にも、歯肉ガンや舌ガン、口蓋ガン、口唇ガンなど様々な口腔ガンがあります。歯科人間ドックをすることでガンやその他の異常の早期発見につながります。

歯科人間ドックではどのような検査をするの?

項目は医院によって変わってきますが、まず問診をして普段の生活や歯磨きの回数、喫煙の有無などを確認します。

喫煙していると歯周病のリスクが高まります。また、夜歯磨きをしないで寝ていたのでは虫歯のリスクが高まります。

歯だけではなく全身も

歯科人間ドックと聞くと口腔内だけの検査と思いがちですが、患者さんの体型や姿勢なども全身所見として確認することもあるようです。

レントゲンや唾液の検査もおこないます

その他にも、レントゲンやCTを撮影し、あごの状態や骨の状態、歯周病の進行状況、ガンの早期発見などを確認します。

また、唾液の性状や緩衝脳などの確認のため唾液の検査などもします。

もちろん歯周病・虫歯の検査も

現在のお口の中がどのような状態か知るために、虫歯の有無や歯周病になっていないか、歯肉炎になっていないかなどの検査も行います。

その他にもかみ合わせの検査や口腔粘膜の検査などがあります。

最後に診断をします

一通りの検査が終わったら最後はお口の中がどのような状態か、これからどのような治療が必要か、家では何をしたらよいかなどの詳しい説明があります。

自分一人ではなかなかお口の中を詳しく観察するということはないかと思います。

ご自身の体だけでなく口腔内の健康を守るためにも歯科人間ドックを受けてみてもよいかもしれませんね。

乳歯の虫歯!哺乳瓶虫歯って知っている?

ミルクを飲む赤ちゃん

乳歯の虫歯!哺乳瓶虫歯って知っている?

小さいお子さんがいる家庭では、赤ちゃんに乳歯が生え始めると虫歯にならないかなと不安になる方もいるのではないでしょうか。
では実際乳歯も虫歯になるのでしょうか。詳しくお話しします。

哺乳瓶が歯に影響をおよぼすことがある?

子育て中の方の中には、哺乳瓶でミルクを飲ませてあげているお母さんも多くいると思います。しかし保健師さんなどに「哺乳瓶は早めに卒業させてあげてください。」といわれたことがあるお母さんもいるのではないでしょうか。

哺乳瓶の使用は虫歯の原因になる?

哺乳瓶を吸うときの口の形の影響で、前歯の裏側や、歯茎の境目に、虫歯ができます。
これを、哺乳瓶虫歯といいます。
哺乳瓶虫歯は乳歯全体を溶かしたり、神経に近いところに広がったりというやっかいな虫歯です。

なぜ哺乳瓶虫歯になるの?

哺乳瓶を使っているからといって必ずしも虫歯になるわけではありません。
哺乳瓶でミルクなどの甘いものを飲んでいるとお口の中に飲み物が残る時間が長くなります。そのため、虫歯になってしまうというわけです。
大人でも長時間お口にお菓子などの食べ残しなどがあると虫歯になりますよね。

ミルクなどを飲ませた後は甘くない飲み物を!

哺乳瓶虫歯を予防するためには、ミルクなどを飲んだ後、お口をすすぐのが良いのですが、赤ちゃんにはまだできません。
そのため、お水やお茶などの甘味がない飲み物を飲ませて、お口をすすぐ代わりにしてあげるとよいかと思います。

哺乳瓶だけでなく授乳の場合も注意が必要

授乳の場合も、夜寝かしつけのために授乳をしている場合は注意が必要です。
夜は、唾液の分泌が減り虫歯菌が活発に動き出し、虫歯になりやすい環境となります。
口の中にミルクやおっぱいが残っているとこれもやはり虫歯の原因になります。

赤ちゃんが虫歯になったら治療できる?

哺乳瓶虫歯などは乳歯が生え始めている1歳半~2歳に多い虫歯です。
そのため、歯科医院や子供の性格によってはまだ治療できないこともあります。
治療が困難の場合には、サホライドという虫歯の進行を止めるお薬を塗って様子をみます。

お家の方がしっかり管理してあげてください

哺乳瓶虫歯にならないためにも、お口の中を観察しましょう。寝かしつけに授乳やミルクをあげている習慣があれば、寝る前はお水かお茶というようにすこしやり方を変えてみるのも良いかと思います。

舌の色と体の関係~舌の病気~

皆さんが食事をするとき甘い・苦い・すっぱいなど味を伝えてくれる体の一部である舌。今回は舌の色からわかる体の関係や舌の病気について詳しくお話しします。

舌を指差す女性

舌を鏡でじっくり観察したことはありますか?

鏡で舌を観察してみると、きれいなピンク色だったり、なんだか白っぽかったり、まれに黒くなっているひともいるかもしれません。これは、舌苔という歯の汚れや黒毛舌という症状かもしれません。

舌に色がつく原因は?

まず、舌全体が白っぽくなっている人の場合、

  • 体の免疫力が落ちている
  • ストレスや疲労が溜まっている
    のかもしれません。

その場合、免疫力が落ちることで他の病気にもかかりやすくなるので、しっかりとした睡眠、栄養のとれる食事、適度な運動をこころがけましょう。

舌が黒い?!

舌が白くなる以外にも鏡をみると舌が黒く、毛が生えているようだ!とびっくりされ方もいるのではないでしょうか。これは黒毛舌といって、舌の乳頭部が成長し毛が生えているように見える状態です。原因は抗生物質やステロイドの長期服用などで起こるといわれています。

要介護者の舌が全体的に汚れている…これって何?

お家などで介護をしている人は歯磨きを手伝うときに舌が全体的に汚れているのを見たことがあると思います。これを舌苔といいます。舌苔とは舌につく細菌や食べかすなどの汚れの塊です。舌苔はみなさんのお口の中にも存在します。舌苔がついていることで、口臭の原因や、味覚が悪くなる原因となります。歯磨きだけでなく舌もきれいに磨くようにしましょう。

舌の状態=体の状態?

舌の状態を知ることは体の状態を知ることにつながりますじっくり舌を観察してみると体の状態を知るヒントになるといわれています。自分の舌を観察することで病気を事前に防ぐこともできるかもしれません。毎日歯磨きの時に自分の舌の色、形などを確認してみるのも良いでしょう。

健康な舌とは

では健康な舌とはどのようなものなのでしょうか。健康な舌の色はピンク色や淡い赤色と言われています。また、うっすらと白く舌苔があります。舌を出してみると先端がぴくぴく震える人は神経の疲れからきている可能性がありますので、しっかり休息をとってください。

色がついている場合はどこかが不調である可能性があります。さきほど健康な舌はうっすらと舌苔がついているとお話ししましたが、舌苔がべったり厚くついていると胃腸の病気、黄色い舌苔がついていると体に熱がこもっている、食生活がみだれているなどといわれています。そのほかにも舌の色が薄い場合は貧血などの不調も疑われます。このように舌をみるだけでさまざまな体の状態を知ることができます。

抜歯後は何か注意しないといけないことはある?

親知らずがいつになっても生えてこない人もいれば、高校生あたりから徐々に親知らずが生えてきたという人もいると思います。

親知らずがせっかく生えてきても、奥歯で磨きにくいことから虫歯にしてしまったり、斜めに生えてきて悪さをするので抜歯をするということも多くあります、

では、親知らずを抜歯した後に気を付けることなどはあるのでしょうか。

抜いた歯

抜歯をすれば必ず出血があります

抜歯後の出血を止めるには、脱脂綿やガーゼを10~20分ほど強く噛んで止血してください。

もし医院からもらったガーゼなどがなくなった場合はティッシュをまるめて噛んでもかまいません。しかし、いくら止血しても出血が収まらないという場合は神経が傷ついていたり、他に何かある可能性があるので歯科医院へ連絡しましょう。

うがいは控えましょう

抜歯したばかりでうがいをしてしまうとせっかく血が固まったのにうがいによってはがれてしまうとまた、患部から出血してきます。

どうしても口の中が気持ち悪い場合は軽くうがいする程度にして、強いうがいは控えましょう。

痛みや腫れには個人差があります

人によっては痛み止めを使わなかったという方もいれば、痛くてなにも食べられないという方もいます。

ほとんどのかたが抜歯の後痛みが出てくる可能性があるので、お薬はしっかり飲みましょう。痛み止め以外にも抗生物質をだしてくれる医院もあるので医院の指示に従いましょう。

腫れは、上の親知らずより下の親知らずを抜歯した時の方が多いといわれています。

激しい運動は控えましょう

抜歯当日は激しい運動は控えてください。また、飲酒はNG、お風呂はシャワーのみにするといいでしょう。何故かというと、激しい運動や飲酒、熱いお風呂に入ることで血行がよくなり、出血がとまらない可能性があるからです。また、腫れや痛みが強くなることも考えられます。

食べてはいけないものはある?

抜歯して麻酔がきれるまでは、感覚が鈍っているので火傷をしたり、誤って頬を噛んでしまうことがあるので、できるだけ食事は麻酔がきれてからとりましょう。

また、いきなり硬いものなどを噛むと痛みがあるとおもいますので、比較的柔らかい豆腐やおかゆなどを食べるとよいかと思います。

抜歯後のブラッシングについて

抜歯したところに歯ブラシが当たってしまうと再度出血してくる可能性があるので歯ブラシはやさしく当ててください。

もし痛みがあれば無理にブラッシングしなくても良いので歯科医に相談しましょう。

分からないことがあれば、抜歯後に先生や衛生士さんに尋ねてみてください。

親知らずが腫れて痛い!親知らずは抜歯したほうがいいの?

みなさんのお口の中には親知らずは生えてきていますでしょうか。生えている人でも、まっすぐきちんと生えてきている人もいれば、斜めに生えてきている人もいます。

親知らずのあたりが腫れて痛みがでた経験がある人もいるのではないでしょうか

親知らずがまだ生えかけで痛みがあったり、歯茎の部分が腫れて口が開かないということもあるかと思います。今回は親知らずに注目してお話ししていきたいと思います。

歯ブラシ

腫れの原因は智歯周囲炎の可能性があります

智歯周囲炎とは名前の通り智歯(親知らず)の周囲の炎症のことです。

親知らずが斜めに生えてきていたり、生えかけで歯茎がかぶったりしていると、歯と歯茎の間の部分に汚れがたまり、炎症を起こしやすくなります。その結果腫れや痛みがでてきて智歯周囲炎となるわけです。

親知らずが斜めに生えている場合は抜歯したほうがよい場合があります

親知らずが初期の智歯周囲炎の場合は抜歯までしなくても大丈夫でしょう。しかし、何度も腫れたり痛みがでたりという症状を繰り返す場合は抜歯をお勧めします。

また、もともと親知らずは一番奥の歯なのでブラッシングがしにくい場所となります。その上、斜めに生えていたりするとしっかりブラッシングができなくて汚れがたまり虫歯になるリスクも上がります。虫歯になってしまった場合も抜歯をすすめる場合があります。

初期の智歯周囲炎は歯科医院に行って抗生物質を塗布してもらったり歯茎の中を洗ったりして様子をみます。抜歯にならないためにも親知らずは鏡を見ながら丁寧にブラッシングしましょう。また、歯磨きでは磨きにくい方は、歯磨きのヘッド部分が小さくなっているタフトブラシなどを併用するといいですね。

下の親知らずのほうが腫れる?!

抜歯をした後は、個人差はありますがだいたいは2~3日は腫れると思ってください。

また、まっすぐ生えている親知らずより、斜めに生えていて骨を削って抜歯した場合などは腫れやすくなります。特に上より下の抜歯のほうが腫れることが多いようです。

抜歯後も注意が必要です

抜歯後は過度な運動や飲酒などの血流の良くなることはやめましょう。抜歯したばかりなので出血が止まらなくなる可能性があります。

また、抜歯後は抜歯窩にかさぶたのようなものができます。そのため、抜歯した部分を歯磨きでごしごし触ってみたり、激しくうがいをするのはやめましょう。これも出血の原因となります。

また、抜歯後には抗生剤や痛み止めも処方されるかと思います。指示された服用方法を守り自己判断で勝手に薬を止めるのはいけません。

親知らずがきちんと生えている人は虫歯にしないようブラッシングに気を付けましょう

種類が多いい入れ歯安定剤~どれを使ったらいいの?~

年齢を重ねるにつれて歯茎も痩せて、歯が抜けてしまったり、虫歯が多くて歯を失ってしまう方の中には、入れ歯(義歯)を使用している人も多くいると思います。

そこで今回は、CMなどでもよく耳にする入れ歯安定剤についてお話しします。

コップに入った入れ歯

入れ歯がずれることがストレスに

入れ歯を入れている方の中には、食事をしているときや話したりしている時に入れ歯がずれて痛みが出たり、違和感がある人もいます。食事や会話は毎日行うことなのでそのたびに入れ歯がずれたりするとストレスが溜まってきますよね。

入れ歯の違和感を軽減するのが入れ歯安定剤

入れ歯安定剤とは、入れ歯がずれて痛みや違和感が起こるのを軽減、または改善し、入れ歯のサポートをするものです。

Wikipediaより抜粋

義歯安定剤とは、維持・安定が悪い義歯(入れ歯)を安定させるために、使用する製剤のこと

入れ歯安定剤には種類がある?

入れ歯安定剤にも、パウダータイプやクリームタイプ、クッションタイプ、シートタイプなど様々な種類があるのをご存知でしたでしょうか。

使用後の安定剤の除去がやりやすいパウダータイプ

パウダータイプの入れ歯洗浄剤は入れ歯のぐらつき、それに伴う痛みなどに効果があります。パウダータイプは唾液などの水分を含むことで粘着性を発揮します。

入れ歯のお手入れをした後、水分が少しついている状態でパウダータイプの安定剤をふりかけ余分な粉末を落とし、お口に入れて安定するまで1分ほど押さえます。安定剤が均等に広がるので違和感なく安定させることが可能です。

粘着性が高いクリームタイプ

クリームタイプもパウダータイプ同様に、だ液などの水分で粘着性を発揮します。

クリームタイプはクリームを義歯の歯茎に接着する部分に薄く塗ります。

クリームを塗りすぎると装着した時に入れ歯からはみ出てきてしまうので注意しましょう。

また、粘着性が高いため、使用後にお口の中についたクリームを除去するのに時間がかかります。

入れ歯の痛みを和らげるクッションタイプ

クッションタイプの入れ歯安定剤は粘着性よりも、クッション性を重視していますので、入れ歯を入れたときに歯茎に当たって痛いなどの症状を緩和します。

注意してもらいたいのが、金属床の入れ歯には使用できません。

使用方法は、安定剤を入れ歯に伸ばしながら付着させ、入れ歯をお口の中に戻し入れ歯全体に安定剤が行くように2、3回噛みます。その後安定剤が入れ歯からはみ出ている部分を切り取ります。

シートタイプは持ち運びが便利

シートタイプの安定剤は入れ歯の痛みやぐらつきに使用します。用途はクリームタイプやパウダータイプと同じですが、出かけたときなど、持ち運びに便利です。

痛みが出たらまず歯科医院へ

入れ歯を使用していて痛みが出たり、話しにくいなどの症状がでてきたらまず、歯科医院で相談してみましょう。入れ歯は人それぞれ違います。安定剤を使ったからと言って根本的なことが治ったわけではありませんので、そのまま無理に入れ歯を使い続けることで噛み合わせが悪くなるなどの症状がでてくることもあります。

歯ブラシにもいろいろな種類があるって知っている?

皆さんが毎日使用する歯ブラシには様々な種類があるってしっていましたか?

今回は歯ブラシの種類についてお話しします。

デンタルミラー

一般的な歯磨きも種類はいろいろ

みなさんがよく使われている歯ブラシはドラックストアやコンビニなどで多く陳列されているものではないでしょうか。

硬さも柔らかいものから硬いものまでさまざまで、ヘッドの大きさも大きいものから小さめのものまで様々です。

歯ブラシの種類は何種類かあり、磨く用途により変わってきます。

毛の並び方も様々

歯ブラシの毛の並び方に注目したことのある方は少ないのではないでしょうか。一般的には3列か4列に並んでいるものが多いですが、そのほかにも2列など様々な毛の並び方があります。

歯ブラシを使う年齢によって変える

歯ブラシも0歳の赤ちゃん用から大人用まで様々です。

赤ちゃん向けのものは、噛んで汚れを落としたりするタイプなどがあります。

また、歯ブラシのパッケージには○○歳からなど年齢が書いてあるものもありますので見てみてください。

タフトブラシなどのヘッドが小さいものも

タフトブラシは毛の列がなく、毛束が山状にかっとされているヘッドが小さい歯ブラシです。親知らずなどの奥歯を磨くときや、矯正をしている人は矯正器具との間などを磨くのに適しています。

よく知られている歯間ブラシ

歯間ブラシはCMなどで見たことがある又は、すでに使っているという方は多いと思います。歯間ブラシは名前の通り歯と歯の間の汚れを落とすために使います。サイズもいろいろありますのでご自身合ったものを使ってみてはいかがでしょうか。

歯間ブラシが入らない人はデンタルフロスなどを用いるとよいと思います。

先端が回転する歯ブラシもあります

回転する歯ブラシは、ローラーの周りに毛が植え込まれていて、奥歯の磨き残しが多いところや舌磨きにも使用できます。一般の歯ブラシより回転する歯ブラシの歯垢除去効果が高いともいわれています。

電動歯ブラシ

最近では電動歯ブラシを使用する人も多くなってきています。

電動歯ブラシは1秒間の間に振動する回数が多いので手をこまめに動かさなくても短時間で歯磨きを行うことができます。

これら以外にも舌ブラシや義歯用のブラシなどいろいろな種類のものが販売されています。
是非あなたに合った歯ブラシを使用して清潔な口腔内を保ちましょう。

1 2 3 6 »
PAGETOP