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口腔ケアは誤嚥性肺炎の予防につながります

肺炎は死因原因の上位に位置する病気です。その中でも誤嚥性肺炎という病気がお年寄りの発症する肺炎の多くを占めています。

この誤嚥性肺炎と口腔ケアにはなにかつながりがあるのでしょうか。

むし歯菌

誤嚥性肺炎とはどのような病気でしょうか

間違って食べ物や飲み物が気管に入ってしまいむせたことがある人は多くいると思います。

しかし、高齢になり、体力が低下していたりすると咳をしても吐き出すことができなくなることがあります。そのため、細菌などが入り込んでも吐き出すことができず、肺に入り込んで増殖して炎症を起こしてしまいます。

寝ているときにも注意が必要

起きている間の誤飲・誤嚥だけでなく寝ている時にも注意が必要です。みなさんも知っての通り、お口の中は細菌の住みかです。そのため繁殖した細菌を寝ている間に誤嚥し、うまく吐き出せずに起こることもあります。

誤嚥性肺炎の症状にはどのようなものがあるの?

誤嚥性肺炎の症状としては、咳が出る・高熱が出る・痰の量が増えた・呼吸が苦しいなどの症状があります。専門の医師でない場合風邪と言われて終わってしまうというケースもあるそうです。

高齢者の場合症状がわかりづらいこともあります

高齢者の場合上記の症状がみられないことも多くあります。その場合下記のような症状がないか注意して様子を見て下さい。

唾液が飲み込めない、痰に色がついている、のどの音がごろごろなっている、食事に時間がかかるなどの症状がある場合は注意しましょう。

誤嚥性肺炎の予防のために重要なこと

誤嚥性肺炎防止のために重要なことのひとつに口腔ケアがあります。口の中に食べかすが残っていたり、歯周病菌や虫歯菌などがいることで細菌が増殖しやすくなります。

この細菌の増殖が誤嚥性肺炎の原因となります。

口腔ケアで細菌の減少を!

しっかりと口腔ケアを行うことで細菌の量が減り、誤嚥性肺炎の予防につながります。口腔ケアのやり方がわからない、または、手が自由に動かないので口腔ケアが難しいという方は、専門家に相談しましょう。

また、寝たきりの方などは訪問歯科などで口腔内の状態をみてもらいましょう。

毎日の口腔ケアが大切!

もちろん口腔ケアは毎日行うようにしましょう。
口腔ケアをすることで口腔内をきれいにするだけでなく、唾液の分泌を促す効果もあります。また、口腔ケアをしたときにいっしょにお口のマッサージもするとよいですね。

口臭を予防できる食べ物があるって知っている?

口の中がなんだか臭う。これって口臭?と口臭に悩む方は多くいると思います。

ご自身ではわからなくても、家族や他人から口臭を指摘されて気づくということもあると思います。今回はこの口臭を予防する食べ物を紹介します。

フルーツ

口臭ってどういうもの?

口臭とは字の通りお口からでる不快な臭いのことです。

原因としては、年齢やその時の体調、ストレス、お口の中の汚れ、虫歯、歯周病など様々なものがあります。

口以外にも胃からくる臭いが口臭となることもあります。

リンゴに含まれるリンゴポリフェノールが有効?

リンゴに含まれているリンゴポリフェノールは口臭の原因とされているメチルメルカプタンの発生を抑えるといわれています。そのため、消臭効果につながるというわけです。

また、リンゴをかじることで歯の表面についた汚れを落とすこともできます。

また、よく噛んで食べることで唾液の分泌を促進します。

レモンに含まれるクエン酸効果

レモンにはクエン酸という成分が多く含まれています。クエン酸は優れた殺菌作用を持っていて、口腔内の細菌を撃退することができます。

お口の中の細菌増殖が原因で口臭となっている場合は特に効果的です。

また、みなさんもご存知の通りレモンなどすっぱいものを食べると多くの唾液が分泌されますよね。唾液にも殺菌効果がありますので一石二鳥ですね。

パイナップルで舌苔を取り除く

舌苔は口臭の原因となる舌についたたんぱく質などが固まってできた汚れです。特に麻痺がある方や高齢の方などで舌の動きが鈍くなるとつきやすくなります。

パイナップルにはたんぱく質を分解する酵素が多く含まれています。そのため、たんぱく質が分解され舌苔を取り除き口臭の予防につながるというわけです。また、酵素は熱に弱く熱を加えて60度以上になると酵素の力は失われるので、缶詰は加熱処理をしているので効果がありません。

胃からくる臭いにはオレンジが効果的?

胃に物が残っているとそれが発酵して臭いの原因となることがあります。

オレンジなどの柑橘系の食べ物には、酵素が多く含まれており、胃の消化を助ける作用があります。そのため、胃の中に食べ物が残りにくく臭いを抑えるというわけです。

様々な食べ物が口臭の予防につながる!

このように多くの食べ物が口臭の予防につながります。今回はフルーツを中心に説明しましたが、その他にも、サラダやヨーグルトなど口臭の予防となる食べ物は多くありますので、口臭が気になる方はぜひ調べてみるのも良いかもしれませんね。

肉眼では見えない部分が見える?マイクロスコープって知っている?

みなさんが歯科治療に行った際に、歯科医師や、歯科衛生士が顕微鏡のようなものを使ってお口の中を覗いている、治療しているのをみたことがある人もいるのではないでしょうか。

マイクロスコープで治療

マイクロスコープってなに?

この顕微鏡のようなものをマイクロスコープと言います。

マイクロスコープは歯の細かい治療など肉眼ではみることのできない部分を見ながら治療できる実態顕微鏡のことです。

どのくらい拡大できるの?

歯科用マイクロスコープは肉眼でみるより、約3~20倍に拡大して見ることができます。

そのため、肉眼ではできなかった、より高度な治療や、補綴物の段差などの確認もでき、今までより精密な治療を行うことができるようになりました。

マイクロスコープはどのような治療に役立つのでしょうか

まず、虫歯の治療です。マイクロスコープを通して口腔内を見ることで、虫歯と健康な歯の境目を確認することができ、必要最低限の切削量ですみます。

また、補綴物と自分の歯との段差や隙間を確認することができます。段差や隙間があるとそこから細菌が入り込み虫歯になる可能性があります。

細かい作業が必要な根管治療

根管治療では、歯の神経と血管の通っている部分に感染してしまっているのでさらに細かい作業が必要とされます。そのため、マイクロスコープで細部まで確認し、より精密な治療をすることが求められます。

マイクロスコープを使用することで良い点は?

・肉眼で口腔内を見るより細部まで確認することができる
・明るくはっきりと治療部位を確認することができる
・余分に歯を削ることがない
・精度の高い根管治療をすることができる
・外科処置なども必要最低限の範囲で行うことができる

マイクロスコープの悪い点は?

・保険適用ではなく、保険外治療となり治療費がかかる
・すべての歯科医院でマイクロスコープを導入しているわけではない
・術者にスキルが必要
・治療時間がかかってしまう

気になる方はマイクロスコープの治療を行っている医院へ

悪い点でも書いたように、マイクロスコープはどこの医院でもあるわけではありませんので、気になる方は一度かかりつけ医に問い合わせてみるのも良いかと思います。

また、ホームページなどにもマイクロスコープ導入など書いてあるところもありますので調べてみてはいかがでしょうか。

虫歯の進行止めのお薬!サホライドってなに?

はみがき

小さい子供の歯を見てみるとなんだか黒っぽく虫歯のようになっているのを見たことがある人もいるのではないでしょうか?

実はそれは虫歯ではなくサホライドというお薬によるものなのです。

サホライドって何?どんな効果があるの?

サホライドはフッ素と銀でできた“フッ化ジアンミン銀”という溶液のことです。

効果としては、虫歯の進行抑制、殺菌作用、フッ素が入っているので虫歯の予防効果などがあります。

サホライドはどんな時にしようするの?

サホライドは虫歯の進行止めのために使用します。乳歯の虫歯や、削るほどでもない小さな虫歯に使用します。

また、歯科治療に恐怖心があり虫歯を削ることのできないお子さんなどにも使用します。サホライドで様子を見て、削れるようになったら虫歯を削るという方もいます。

サホライドの注意点は見た目が黒くなること

サホライドを塗ったところは銀が酸化することで黒く色が沈着します。

前歯に虫歯があると当然前歯が黒く目立ってしまいます。そのため、小さな子供の乳歯の虫歯などに使用されます。

黒くなるのが気になる方は担当医に相談するようにしましょう。

サホライドがほかの部位についてしまったら

サホライドを塗ってすぐになめたりすることで唇や頬などのほかの部位についてしまうことがあります。その部分も黒く着色してしまいますが、1週間ほどで色は落ちてきますので安心してください。

サホライドの安全性

サホライドの中にはフッ素が含まれています。

フッ素は一度に大量に摂取してしまうと急性症状がでます。しかし、サホライドを塗るだけや、フッ素を塗るぐらいの量でしたら心配はありません。

フッ素塗布の併用

サホライドを塗っただけでは虫歯の進行は防げません、口内環境はかわりません。

虫歯を作らないためにも、日々のブラッシングや、フッ素塗布を行うことで、健康な口内環境にしましょう。

定期健診の重要性

サホライドは虫歯の進行止めとお話ししましたが、まれに虫歯が進むこともあります。

サホライドを塗ったから安心!ではなく、定期的に歯科医院で虫歯が進行していないか、他の歯が虫歯になっていないかなどを診てもらいましょう。

また、小さいお子さんは親御さんの仕上げ磨きも重要です。歯磨きだけでなく歯と歯の間にも汚れはたまりますのでデンタルフロスなどを併用して虫歯になりにくい口内環境を作るようしましょう。

入れ歯にも汚れはつく?入れ歯の正しい手入れを知ろう!

入れ歯にも汚れはつく

入れ歯を使用している人の中には、入れ歯がなんだか臭うとか、口臭が気になるという方もいるのではないでしょうか?その原因は正しい入れ歯の手入れができていないからかもしれません。

入れ歯は臭いを吸着させやすい?

入れ歯は臭いを吸着させやすい性質があります。
きちんと入れ歯のお手入れをしないと、入れ歯だけが臭うだけでなく、口臭の原因にもなります。

プラスチック製の入れ歯は汚れが付着しやすい

プラスチック製の入れ歯は汚れや細菌が付着しやすくなります。
また、自分の歯と同じで、お手入れをしないと入れ歯自体にも歯石や歯垢(デンチャープラーク)がつきます。

手入れはいつ行えばいいの?

入れ歯の手入れはできれば毎食後行うのが理想的です。また、入れ歯だけでなくご自身のお口の中の清掃も行うようにしましょう。歯がある場合は入れ歯のばねがかかる歯のあたりを重点的に磨いてあげます。歯のない場合歯茎に汚れがついていることがあるので十分にうがいをしましょう。

どのようにお手入れしたらいいの?

まず、食べかすなどを流水で洗い流し、入れ歯専用の義歯ブラシを使用しブラッシングをします。歯磨き粉には研磨剤が含まれているので入れ歯を傷つける原因となります。快適に使うためにも入れ歯専用の磨き剤をつかうとよいでしょう。

入れ歯洗浄剤につけておく

入れ歯をきれいに洗った後は入れ歯洗浄剤につけておきます。つけておく時間は20分ほどですが、汚れがひどい場合などは一晩つけておきましょう。最後に入れ歯洗浄剤の成分を流水で洗い流します。すすぎ残しは粘膜が炎症を起こす可能性がありますので十分に洗い流しましょう。
熱いお湯は入れ歯を変形させる恐れがありますので使用しないようにしましょう。

義歯ブラシの種類も様々です

義歯ブラシにも、取手の部分に工夫がされ、手が不自由な人でも使いやすい形になっているものなど様々な種類があります。使い方などがわからなければ歯科医師や歯科衛生士などに相談しましょう。

症状がある場合は受診してください

入れ歯をはめたら痛みがある、お手入れをしているのに口臭がひどいなど気になる症状がある場合はなにかほかの病気になっている可能性もあるので受診するようにしましょう。

赤ちゃんはすきっ歯でも歯並びは大丈夫なの?

小さいお子さんがいる親御さんは子供に乳歯が生えてきたら成長を感じるのではないでしょうか。はじめは下の前歯、次に上の前歯というように順番に歯が生えそろってきます。

歯のイラスト

歯が生えそろったけど歯がすきっ歯

乳歯が生えそろったお子さんの歯をみてみると歯がすきっ歯なことに気づくと思います。

「うちの子、歯がすきっ歯で見た目がきになる。将来大丈夫かしら」と悩んでいるお母さんもいます。

乳歯はほとんどがすきっ歯

まわりにいる赤ちゃんや小さいお子さんを見ていただくとわかるように、乳歯のほとんどがすきっ歯です。乳歯がすきっ歯なのには理由があります。

乳歯はすきっ歯でないほうが危険?!

乳歯と乳歯の歯と歯の間に隙間がない歯並びは、一見きれいな歯並びに見えます。

しかし、このような歯並びは逆に要注意となります。

乳歯の後に生えてくる永久歯は乳歯より大きな歯となります。そのため、乳歯の歯と歯の間にスペースがないと永久歯が少ないスペースに無理やり生えてこようとします。

そのため、永久歯に生え変わった時には歯並びが悪くなってしまいます。

必ず歯並びが悪くなるということではない

現時点で乳歯と乳歯の間の隙間があまりない!というお子さんも心配することはありません。子供が成長するにつれ顎も発達して大きくなります。

そのため必ずしも歯並びが悪くなるとは限りません。

歯と歯の間は虫歯になりやすい

乳歯がすきっ歯の場合に気を付けてほしいのが歯と歯の間の虫歯です。

歯と歯の間に隙間があるとどうしても物がはさまりやすく、歯磨きをするときに磨き残しが多い部分となり、虫歯になりやすくなります。

仕上げ磨きや補助用具で健康なお口の中を!

大切なお子さんの歯を虫歯から守るためにも、親御さんの仕上げ磨きが重要となります。

仕上げ磨きは小学校低学年ぐらいまで必要と言われていますので、しっかり行ってあげましょう。た、大人に糸ようじなどがあるように、子供にも子供用のデンタルフロスなどが販売されています。

永久歯がすきっ歯になってしまったら

乳歯がすきっ歯の場合はあまり心配しなくていいとお話ししましたが、永久歯に生え変わってもすきっ歯が直らない場合はかかりつけの歯科医院へ相談してみましょう。

すきっ歯の場合は歯列不正だけでなく、発音障害などが起こる可能性があります。

乳歯が抜けた!抜けた歯はどうする?

子供が成長していく過程で、乳歯は永久歯に生え変わるために抜けます。

みなさんは歯が抜けたらどのようにしていますか?

乳歯

日本の昔ながらの言い伝え・習慣

ご存知の方も多くいるかと思いますが、日本の昔からの言い伝えで、上の抜けた乳歯を縁の下へ、下の乳歯は屋根の上に投げるという習慣があります。

なぜ抜けた歯を投げるの?理由は?

歯を投げる理由は後に生えてくる永久歯がしっかりまっすぐ生えてくるようにとの願いが込められているようです。
また、投げるときに丈夫な歯が生えてきますようにと願いを込めてなげるところもあるようです。

地域によってやり方は様々あります

上下の歯を関係なく屋根の上から投げるというところもあれば、逆に家の屋根に向かって放り投げるところもあります。海外では太陽に向かって投げるという習慣の地域もあるようです。

思い出に取っておくのもよいですね

乳歯は赤ちゃんの時から子供と一緒に成長してきた大切なパートナーです。
赤ちゃんのころの足形や手形を作るのと同じように、ケースで保存して思い出にするのも良いですよね。

時代の流れにより抜けた歯を投げるのではなくケースに入れて保管するという人も多くなってきています。

乳歯を保存するケースを“トゥースケース”といいます。最近では歯医者さんだけでなく、おしゃれな雑貨屋さんなどでも販売されているのを目にします。また、キャラクターの描かれているものなども販売されています。

歯髄細胞バンクへの提供

最近では抜けた歯を有効活用する方法が注目されています。歯の歯髄(神経)には幹細胞という組織が含まれています。

歯髄幹細胞を増やすことで骨や軟骨、脂肪などを作る細胞にすることができるようです。
要するにケガや病気の治療に使えるということです。

親知らずが抜けたときも・・・

また、乳歯だけでなく親知らずが抜けたときも同様に歯髄細胞バンクへ提供できます。

寄付する場合は無料ですが、歯髄細胞バンクへ預ける場合は有料となりますので、詳しいことは“歯髄細胞バンク”で検索してみてください。

乳歯が抜けた後はさまざまなやり方がある

このように乳歯が抜けたらどうしたらよいか考えた時には、様々な方法がありますので、お子さんと相談してどうするか決めるのが良いかと思います。

電子タバコも従来のタバコ同様に悪影響を及ぼすの?

最近ではタバコの体への悪影響などがTVやCMなどで取り上げられ、タバコを吸う人も少なくなってきています。しかし、タバコをやめられない人も多くいます。中には電子タバコという新型のタバコを吸う人が多くなってきています。

電子タバコのイメージ

電子タバコとは

従来の紙巻きのタバコと比べて、体への害が少なく、体に優しい電子のタバコです。電子タバコは火を使わないため、煙も少なく、灰も出ません。タバコの葉あるいはその成分を詰めたものを加熱し、気体にしたものを吸入します。

日本では薬事法のため、ニコチンの入った液体は販売されません。そのため日本ではタバコの葉の成分を摂取するプルームや、iQOS(アイコス)といった製品が販売されています。

すぐには入手できない場合も・・・

電子タバコを使用する人はどんどん増え、先日100万人以上もの人が電子タバコを使っているというニュースがありました。そのため、すぐに購入することができず、予約をしても数か月待ちということもあるようです。

では電子タバコを吸うことでお口の中の影響はあるのでしょうか

従来の紙巻たばこを吸っていた人の中には、歯につくヤニなどの汚れで歯の黄ばみを気にしていた人は多くいたのではないでしょうか。しかし、電子タバコは歯にヤニがつきません。

なぜ電子タバコだとヤニがつかないの?

ヤニの原因はタバコの成分のタールが歯の表面に付着することです。しかし、電子タバコの場合はこの原因であるタールを含んでいないため、歯にヤニがつかないというわけです。そのため、よく知られるタバコを吸うと白い壁が黄色くなるという現象も起こりません。

口臭が軽くなった

タバコを吸っている人独特の口臭はなくなるようです。電子タバコ特有の臭いはありますが、ずっとお口の中に残るわけではなく、しばらくすると臭いはなくなります。

歯周病になるリスクは?

日本人の成人の半数以上が歯周病予備軍といわれています。その中で、喫煙者の場合はさらに歯周病になるリスクが上がります。

そのため、電子タバコにして歯周病になったというわけではなく、もともとの紙巻きたばこが原因で歯周病になった可能性が高いといわれています。

しっかりとした口腔ケアが大切

紙たばこを電子タバコに変えたから口臭やヤニの問題は解決されますが、歯周病にならないというわけではありませんので、まずはご自身でできるブラッシングからしっかりと行いましょう。

気になることがある場合は歯科医院で的確な処置をしましょう。

根面齲蝕(こんめんうしょく)ってなに?~予防と発症の原因~

昔は歯茎が引き締まっていたのに、年齢を重ねるにつれて歯茎が下がり、根っこの部分がみえてきている・・・と悩んでいる人は多くいるのではないでしょうか。

口腔内

加齢とともに増加する根面齲蝕

新聞や雑誌などでも年齢を重ねるにつれて根面齲蝕(根っこの虫歯)が増加してきていると掲載されています。

今回は根面齲蝕について詳しくお話ししたいと思います。

エナメル質と象牙質

年齢を重ねるにつれ歯茎が少しずつ下がってきます。そのため、今まで歯茎の中に埋まっていた歯の根っこの部分が露出してきます。この歯の根の部分は象牙質という物質でできていて、歯の頭の部分のエナメル質より柔らかくなっています。

そのため、根っこが露出した部分にプラークがたまってしまうことで、虫歯菌が侵入しやすくなり、齲蝕の進行も早まります。

また、歯の頭の部分と比べると神経に近接している厄介な齲蝕です。

根面齲蝕の治療方法にはどのようなものがあるのでしょうか

根面齲蝕は歯に対して横に進行します。そのため頭の部分が健康な歯でも根っこの部分の歯根齲蝕が進行してしまうと神経の治療となったり、最悪の場合は抜歯となります。

齲蝕が初期~中等度の場合は齲蝕を削り、コンポジットレジンなどで詰める処置を行います。

根面齲蝕は発見しにくく、処置の難しい齲蝕です

歯茎の下(歯肉縁下)に齲蝕が進んでいくと、齲蝕を切除するのも、詰めるのも困難となります。また、健康な象牙質との境目がわかりにくく、上記でもお話ししたように、歯の神経に近いことがあります。

また、進行方向が歯に対して横に進行することで歯の根の部分全体が齲蝕になることがあります。

根面齲蝕と歯周病の関係

歯周病の進行によって歯の根っこが露出した場合も同様で、プラークコントロールができていなかったり、唾液の量が減少したりすると、歯の根が露出した部分に多数の歯にわたり齲蝕が及ぶ場合があります。

歯にかぶせものがしてある場合はどうなるのでしょう

歯にかぶせものがしてあるからと言って齲蝕にならないわけではありません。歯の頭の部分はかぶせものがしてあっても、根っこの部分は露出しているわけですからしっかりケアをしないと根面齲蝕になります。

根面齲蝕にならないためにはどうしたらいのでしょうか

歯磨きはもちろん重要ですが、特に歯の根っこがでてきたら注意しながら磨いてください。特に予防の効果があるのはフッ化物の使用です。フッ化物配合の歯磨剤を積極的に使用し、洗口剤を併用するのもお勧めです。

また、歯ブラシだけではどうしても歯の根っこの汚れは落とせません。フロスや歯間ブラシなどの補助用具も併用してしっかりと予防しましょう。

全身疾患と口腔内の状態は関係あるって知っている?(2)

前回の記事ではがん・脳卒中との関係についてお話ししましたが、今回は心筋梗塞・糖尿病・精神疾患と口腔内の関係について詳しくお話しします。

女性の口元

心筋梗塞と歯周病には深い関係がある

心筋梗塞とは、冠動脈が血栓により詰まり、血液が心臓に送られなくなることで心臓が壊死するというとても怖い病気です。心臓とお口は離れているのになぜ心筋梗塞と歯周病には関係があるのでしょうか。

歯周病菌が血液に入ることで血栓ができやすくなる

歯周病とは歯周病菌という細菌が原因で歯の骨を溶かしてしまう病気です。歯周病がだんだん進行すると歯茎から出血しやすくなります。歯茎の出血や、口腔内の傷などから歯周病菌が血管内に入り込むことで血小板に影響をあたえ血栓ができやすくなるようです。

糖尿病と歯周病の関係

糖尿病とは糖分が体内に吸収されにくくなり、血液の中に糖がたまってしまうことが続く病気です。何が悪いかというと、このような高血糖が続くことで心臓病や失明、脳卒中などを引き起こす可能性があるのです。

では歯周病と糖尿病はなぜ関係があるのでしょうか。

糖尿病の人は歯周病になりやすい

高血糖の状態が続くと感染症にかかりやすくなります。感染症というとインフルエンザなどを想像してしまいますが、歯周病も感染症の一つなのです。

歯周病にならないための口内環境を作ろう

ご自身の健康のためにも、お口の中からしっかりとケアし、歯周病菌に感染しないような口腔環境を作っていきましょう。そのためにもまずは正しいブラッシングから始めてみてください。

精神疾患と口腔内の関係

精神疾患と聞いて頭に浮かぶのがうつ病や統合失調症、認知症なのではないでしょうか。うつ病や統合失調症の患者さんの治療に用いられる向精神薬の副作用の中には食行動の異常、唾液分泌低下などがあります。認知症の場合は、食行動の異常や無気力、暴言・暴力などの症状があります。

適切な口腔ケアを続けることが大事

介護者は、唾液が少しでもでるように唾液腺のマッサージを行い、味覚が良く感じられるように口腔清掃をしっかりしてあげることが大切です。

どのように口腔清掃していいのかわからないなどの不安がある方は、歯科医院や介護施設などで相談してみてください。よいアドバイスがもらえると思います。

 

全身疾患と口腔内の状態は関係あるって知っている?(1)

みなさんがよく耳にするのは、「歯周病と全身疾患は関係している」ということではないでしょうか。今回は全身疾患と口腔内の状態は関係あるのか詳しくお話しします。

傷病別の医療機関にかかっている患者数の年次推移

傷病別の医療機関にかかっている患者数の年次推移

出典:厚生労働省

5大疾病って知っていますか?

5大疾病とは、がん・脳卒中・急性心筋梗塞・糖尿病・精神疾患のことを言います。

これは、厚生労働省が病院の設備や患者の予防など具体的な対策に重点的に取り組むべきとして指定した疾患のことを言います。以前は4大疾患でしたが、認知症やうつ病の患者が増えてきたことで2011年7月に精神疾患が加わり5大疾病となりました。

5大疾病と口腔には関りがある?

5大疾病をみてみると体の病気という印象が強いのではないでしょうか。しかし、これらの病気は口腔内の様々な症状とかかわりが深いのです。

口腔がん以外にも関りがある

がんと口腔の関係といわれると歯肉がんや舌がんなどの口腔がんを想像する人が多いのではないでしょうか。実は口腔がん以外にもがんと口腔にはかかわりがあります。

がんにより化学療法を行う場合、口腔内の粘膜や歯茎などはとても影響を受けやすい部分となります。化学療法によって口腔粘膜の細胞が破壊されることで健康な人のような防御作用がなくなり小さな傷から感染したり、口内炎などの炎症になりやすくなります。

影響を受けるのは口腔粘膜だけではない

化学療法により口腔粘膜がダメージを受けるだけでなく、唾液の量が減ることもあります。

唾液の量が減ることで虫歯になりやすくなり、自浄作用の低下、嚥下作用の低下につながります。また、口臭が出てくることもあります。

適切な口腔ケアが重要

上記のような副作用があるため、きちんとしたブラッシングで汚れを落とすことや、唾液が出るように唾液マッサージをすることが必要となります。

また、お口の中の細菌数を減少させることで二次感染の防止にもなります。

脳卒中と口腔内の関係

脳卒中には脳の血管がつまる脳梗塞と脳の血管から出血する脳出血があります。これらの脳の障害により運動障害や感覚障害、口腔機能の障害や麻痺がおこります。口腔機能障害の主なものは、摂食嚥下障害や、味覚障害、開口障害などがあります。

早い段階でのリハビリや道具の工夫

歯科の分野でできることは、口腔内のリハビリや口腔ケアです。

食べ物を飲み込むときにうまく飲み込めない嚥下障害などはうまく嚥下できるようにリハビリしたり、腕などマヒして筋力の低下がみられる方には、歯ブラシの柄の部分を普通の歯ブラシより太い歯ブラシにしたりして工夫します。

自力で歯磨きが困難な場合

麻痺の影響で自分自身で口腔ケアができない場合は、ご家族の方や介護士の方による口腔ケアが重要となります。ご家族の方で口腔ケアに自信がない方は、歯科医院で質問してみるのも良いかと思います。

次回は心筋梗塞・糖尿病・精神疾患と口腔内の関係についてお話しします。

就学前のお口の健康とケア~6歳臼歯ってなに~

お子さんが小学校就学前のころは、乳歯から永久歯へと生え変わる時期となります。その中でも5~6歳ころになると、今生えている乳歯の一番後ろに6歳臼歯と呼ばれる歯が生えてきます。 

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6歳臼歯ってなに?

6歳臼歯とは永久歯の中でも一番早く生えてくる歯です。※個人差はあります。

第一大臼歯とも呼ばれます。6歳臼歯はほかの歯と違い乳歯と生え変わるのではなく、乳歯の一番奥の歯茎から生えてきます。

6歳臼歯は虫歯になりやすい歯です

6歳臼歯は大人の方が鏡を見ていただければわかるように、咬み合う面にたくさんの溝があります。6歳ぐらいのお子さんはおかしなどの甘いものを食事以外にほしがることが多いです。

そのため、6歳臼歯の溝の部分に食べかすなどが入り込みやすく虫歯になりやすくなります。また、生え始めの時期は前の歯との段差があり磨きにくい歯となります。

歯磨きの重要性

虫歯になりにくくするにはどうしたらよいのでしょうか?

一番重要なのが歯磨きです。しかしこのころのお子さんで歯磨きが完璧にできるという子は少ないと思います。磨き残しをなくすためにも重要なのが親御さんの仕上げ磨きです。

歯磨きだって一人でできるもん!

このころのお子さんはなんでも一人でやりたがります。そのため、歯磨きも一人でできる!と一生懸命一人で歯磨きをするお子さんも多いと思います。

しかし、仕上げ磨きや一人で磨いた後に親御さんがチェックしてあげないと知らないうちに虫歯になっていたりします。

1人でできたことをほめてあげてください

せっかく一人で歯磨きできたのに、親御さん,に「ちゃんと磨けていないから、仕上げ磨きしよう」と言われてしまったら1人でやったことを否定してしまうことになります。

また、歯磨き嫌いの原因にもなりかねません。

1人で歯磨きした後は、「1人でできてすごいじゃん!じゃあお母さんにもお口の中チェックさせて」などと1人で歯磨きできたことを認めたうえで仕上げ磨きにつなげるようにしましょう。

歯医者さんでのケア

家庭では先ほどお話ししたように、しっかりした歯磨きと仕上げ磨きが重要です。また、フッ素入りの歯磨き粉を使うことも良いですね。では歯科医院ではどのようなケアがあるのでしょうか。

シーラントで溝をふさぐ

歯科医院では、虫歯になりやすい部位の一つである咬み合う面の溝の部分にシーラントというフッ素入りの歯科材料を流し込むことで、溝の部分をふさいで汚れや、ものが入り込むのを防ぐケアを行っています。

フッ素でケア

その他にも、歯全体にフッ素を塗ることで虫歯予防につなげます。フッ素は一回だけでなく定期的に歯科医院で塗ると効果向上します。

永久歯は生え変わらない

このように、6歳臼歯は永久歯となりますのでとても重要な歯となります。乳歯のように生え変わってくれないので一生付き合っていく歯だからです。

永久歯を虫歯にしないためにも家庭でのケアと歯科医院での定期健診をしっかりおこなうようにしましょう。

お口の中を除菌しよう!3DS除菌療法って?

みなさん3DSって聞いたことありますか?
ゲーム機で発売されている3DSではありません。
3DSとは歯周病菌や虫歯菌を除菌する治療のことをいいます。

マウスピース

3DSってどういう意味があるの?

3DSとは、Dental Drug Delivery System(デンタル・ドラッグ・デリバリー・システム)の略です。
日本語にすると、「歯に薬剤を直接届けるシステム」という意味になります。

3DS除菌療法とは

みなさんのお口の中には細菌が多く存在しています。もちろん悪影響を及ぼさない常在菌も含まれています。しかし、虫歯菌や歯周病菌などのなんらかの悪影響を及ぼす細菌も存在しています。

3DS除菌療法は、ブラッシングやクリーニングで取りきれなかった細菌を減少させ、除菌する治療法です。

3DSはどのように行うの?

3DSの治療法はまず、専用のマウスピースを作成します。その中に歯周病菌や、虫歯菌を除菌することのできる薬剤を流し込み、歯に装着することで歯茎に薬液を浸透させ除菌を行います。

マウスピースを装着して治療を行うことで、唾液によって薬液が流れ出るのを防ぎながら除菌することができます。

3DSの効果はどのくらい続くのでしょう

3DS除菌療法を一度行うことで4ヶ月から6か月効果が持続すると言われています。

3DSを行った後の約2カ月後に再検査をさせていただきます。そしてお口の中の細菌数のチェックを行います。その結果をみて、効果が不十分だった場合は再度3DSを行います。

3DSを行ったとしてもブラッシングは欠かせない

3DS除菌療法を行ったからと言ってブラッシングなどの日々の口腔ケアを怠っては3DSを行った意味がありません。口腔ケアを怠ることで細菌はまた増えていきます。

ブラッシングをしっかり行い、歯科医院での定期健診などでお口の中の状況をチェックしてもらいましょう。

3DSはこんな方にオススメです

虫歯になりやすい患者さんや虫歯が多い患者さん、詰め物やかぶせものが多くある患者さん、母子感染を防止したい患者さん、自分の口腔ケアに自信のない患者さんなどにお勧めです。

また、お子さんの場合は永久歯への感染防止にもなります。

気になる方は一度相談を

3DSを行っている歯科医院はまだ多くはありません。お口の中を除菌するにはブラッシングだけでは不可能です。気になる方は一度かかりつけの歯科医院へ相談してみましょう。

歯科診療と妊娠02~妊婦の歯科検診について~

妊娠した時の歯科検診ではどのようなことを診察しているのでしょうか。また、歯科を受診する時期は妊娠何ヶ月ぐらいが良いのでしょうか。詳しくお話しします。

妊婦さん

歯科検診にはどのくらいの時期に行けばいいの?

歯科検診を受ける時期はだいたい安定期に入った妊娠5ヶ月から7ヶ月(16週~28週)と言われています。

妊娠初期はつわりなどがあり体調も不安定、妊娠後期になるとお腹が大きく治療をするにも診療台を倒したりするときに苦しかったりします。

では、歯科検診ではいったいどのようなことを調べるのでしょうか?詳しくお話しします。

歯石がないかや虫歯はないか

お口の清掃状態が悪かったり、お口がきれいな方でも歯石はつきやすいものです。歯石がついていると、歯周病の原因にもなりますので歯石がついていれば除去します。また、つわりなどの影響で胃酸が口腔内に逆流することで虫歯になりやすくなります。

炎症が起きていないかの確認

妊娠中はホルモンバランスが崩れやすくなり歯茎が炎症や出血をしやすくなります。その他にも異常があるところはないかなど細かく見ていきます。

歯科治療することになったら麻酔をしても良いの?

お口の中に虫歯が見つかり歯科治療が必要になったら、妊婦さんは赤ちゃんに影響があるのではないかと不安になると思います。

しかし、歯科で使われる麻酔薬は局所的な麻酔なので、赤ちゃんへの影響はほとんどありません。安心して歯科治療を受けてください。

出産後も受診てください

出産すると育児で忙しく、自分自身のことがおろそかになりがちです。また、睡眠不足などで免疫力が下がっているお母さんも多くいると思います。このように体調を崩しているときに歯茎が腫れたり、出血しやすくなります。

そのため、お子さんを旦那さんや親に預けたり、保育士の在住している歯科医院へ行き、歯科検診を受診してお口の中のトラブルを少しでも減らし、母子ともに健康な口腔内にしましょう。

また、母子健康手帳には妊娠中と産後の歯の状態というページがあります。母子健康手帳を交付されたらお口の健康管理に活用してみてください。

歯科診療と妊娠01~母子手帳を活用しましょう~

妊娠すると市町村から母子健康手帳を受け取ると思います。

母子健康手帳には、妊娠中~出産~出産後の妊婦の健康状態や、アドバイス、出産の重要事項、生まれてきた子供の健康状態などが記載されます。

また、生まれてきた子供の成長記録や予防接種の記録にも使われます。

母子健康手帳

妊娠中も歯科検診をしたほうがいいの?

妊娠をするとお腹の中の赤ちゃんに害があるのではないか、、、と思い虫歯があっても歯医者さんに行かない方がいますが、それは間違いです。

妊産婦歯科検診って?

定期的に行われる妊婦健診では、お口の中の状態までは見てくれませんよね?

そのため、ご自身で歯医者へ行き歯科検診を受けてもらうか、自治体によっては歯科検診費用の助成や、母子手帳を受け取るときに合わせて歯科検診を行ったり、案内を受けることが多いようです。

気になる方は市役所や保健所の方に問い合わせてみてください。

ではどうして妊娠すると歯科検診したほうがよいのでしょうか?

詳しくお話しします。

1.妊娠中に虫歯や歯周病が進む

妊娠中は女性ホルモンが多く分泌されます。このホルモンはお口の中にも影響を及ぼすため、歯周病になりやすくなります。

また、つわりがひどい方などは歯磨きを入れるだけでも気持ち悪いと感じられる方も多くいます。その結果お口の清掃状態が悪く、細菌が増えることで虫歯が悪化したり、歯茎が腫れたりというトラブルにつながります。

2.歯周病の悪化で胎児に影響が!

重度の歯周病になるとお腹の中の胎児にも影響が出てきます。歯周病は歯の周りの組織が細菌感染することで起こります。

この細菌がお母さんの血液を通って子宮内に感染してしまうことで、低体重児出産や、早産の危険性が高まると言われています。

3.口腔内をキレイに保ちましょう

先ほどもお話ししたように、つわりが原因でお口の中の清掃状態が悪かったり、虫歯があるのにそのままにしていると産まれた赤ちゃんに虫歯菌が移ってしまいます。

よく知られているのが、スプーンなどを親子で共有すると唾液の中の虫歯菌が赤ちゃんに移ってしまうというものです。

出産後は育児が忙しく歯医者に行く時間をとるのも難しくなります。

そうならないためにも、赤ちゃんが産まれる前にしっかりと治療しておきましょう。

入れ歯にもいろいろな種類があるって知っている?

虫歯や歯周病、ケガなどで歯を失ってしまう方も多くいます。多くの歯を失ってしまうと、食事をするとき、話をするとき、見た目など様々な悪影響があります。

これらを少しでも回復するために入れ歯があります。

入れ歯の種類

入れ歯には様々な種類がある

入れ歯には種類があるのをご存知でしょうか?

入れ歯というと、歯が全くないご老人が入れているものと想像する方も多くいると思います。この入れ歯を総入れ歯(全部総義歯)と言います。

では今回は入れ歯の種類について詳しく説明していきます。

よく知られている総入れ歯

総入れ歯とは、歯をすべて失ってしまった場合に使われます。残念なことに、歯は一度失ってしまうと移植などをしない限り戻すことはできません。入れ歯を使用することで噛めなかったものが噛めるようになる、はっきり話せるようになるなどのメリットがあります。

総入れ歯は保険内ではプラスチック製のものとなります。

残存歯がある方は部分入れ歯

残存歯があれば部分入れ歯を使用することができます。残存歯にばねをひっかけてはめるので、総入れ歯よりは安定します。保険が適応している部分入れ歯は金属のばねがついたものになるので、前歯の場合は目立ってしまうこともあります。

保険外の入れ歯

保険外の入れ歯は、入れ歯の素材を選択することができます。そのため、自分に合った入れ歯を作成することができます。

また、部分入れ歯の場合はばねの部分を目立ちにくい素材にすることができます。入れ歯は目立たないほうが良い!という方はぜひおすすめです。また、部分入れ歯の場合ソフトアタッチメントという留め具がない入れ歯を作ることもできます。

保険外の入れ歯と保険内の入れ歯

保険内の入れ歯であれば素材がプラスチック製ですので、比較的修理がしやすく、費用的にも負担が軽減されます。しかし、素材が決まっているために制作する際に入れ歯が厚くなってしまったり、汚れが付きやすかったりというデメリットもあります。

保険外の入れ歯は患者様の要望に近づいたものを作成できます。先ほどもお話ししたように、保険外の入れ歯は素材を選択することができるため、保険内の入れ歯より、より使いやすいように作成することができます。

しかし、保険外治療なので費用の負担が全額自己負担となってしまうことがデメリットです。

インプラントやブリッジという治療法

入れ歯以外にも、ブリッジやインプラントという選択肢もあります。

もし、今歯がないことで悩んでいるのであれば、専門医にどの治療法が一番良いのか相談してみるとよいでしょう。あなたのお口に合った治療法を紹介してくれるはずです。

皆さんのお口は大丈夫?~歯周ポケットについて~

皆さんが歯医者に行かれた時に、歯茎の検査で歯周ポケットが深くなっていますねと指摘を受けたことのある人は多くいるのではないでしょうか。

今回は歯周ポケットについて詳しくお話しします。

歯周ポケット

歯周ポケットとはどのようなものをいうのでしょうか

歯周ポケットは、歯と歯茎の境目の部分の溝のことを言います。

言葉だけだと歯と歯茎の溝なんてないよ!と思う人がいるかもしれませんが、実際見てみると歯と歯茎の境目に歯隙間が空いていて、健康な歯茎の人でも歯と歯茎の溝は1mmから3mmほどあります。

どうして歯周ポケットができてしまうのでしょうか

歯周ポケットができる原因はしっかりとした口腔ケアができていないとうことです。

お口の中の口腔ケアがきちんとできていないと、歯周ポケットのまわりにプラークなどの汚れがたまります。プラークは細菌の塊なので歯周ポケットに入り込み炎症を起こし、歯周ポケットを深くしていきます。

また、銀歯などのかぶせものがしっかり歯とあっていないと隙間ができてプラークがたまりやすくなり、結果的に歯周ポケットができてしまいます。

歯周ポケットによって起こる口腔内の変化

プラークが次第に歯周ポケットに入り込み歯茎の中で炎症を起こすと歯茎が腫れたり出血したりする歯肉炎になります。また、歯肉炎が進行すると歯を支えている骨が溶かされて歯周病になり、歯周ポケットがだんだん深くなります。また、細菌がたまることで口臭がでてきます。

歯周ポケットの検査方法

では、歯周ポケットはどのように測定しているのでしょうか。

もちろん自分でものさしで測定するといったことはできません。歯科医院では、ポケット探針(プローブ)などという専用の器具を使用して測定します。気になる人は一度歯科医院で見せてもらってみてはいかがでしょうか。

歯周ポケットの治療できるの?

歯周ポケットが深いということは、その中にはプラークなどの細菌がたまっています。これを歯ブラシで掻き出そうとしても歯茎の中なので無理です。そのため、歯科医院で歯茎の中の汚れをSRP(スケーリングルートプレーニング)や、超音波の器具を使い汚れを取っていきます。

柔らかい汚れもあれば、固く歯石となってしまっているものもあります。

このように、歯周ポケットができてしまうと自分では汚れを落とすことはできません。

歯周ポケットができるまえにしっかりと口腔ケアを行いましょう。また、定期的に歯科医院へ通い歯周ポケット測定をしてもらいましょう。

中高生のオーラルケア~今どきの中高生は歯磨き回数が低下?~

12歳臼歯も生えてきて親知らず以外の永久歯が生えそろってくる中高生。今回は中高生のオーラルケアについてお話しします。

女の子

永久歯が生えそろい始める

中高生となると、12歳臼歯も生えて永久歯も生えそろってきます。高校生ぐらいから二十歳前後になると親知らずが生え始める人もいます。

顎の成長も終わる

大人になるにつれて顎の成長も終わります。そのため、歯列やかみ合わせのバランスも決まってきます。かみ合わせのバランスが悪いと歯列不正の原因となることがあります。

歯磨きをする回数が減少

小学校ではお昼に歯磨きをする時間が設けられている学校が多いと思います。しかし、中学校、高校となると歯磨きをする、しないも自由となる学校が多いのではないでしょうか?そのため、昼食後の歯磨きをしない子が多くいます。

スマホに夢中で夜歯磨きをしない?

中高生になると自分のスマホを持っている子供も多いです。そのため、学校から帰って夜遅くまでLINEやゲームのアプリなどを行い、最終的に歯磨きせずに寝てしまうという子が3人に1人はいるそうです。

夜間は虫歯になるリスクも上がる

夜間の寝ている間は、虫歯菌の活動が一番活発になります。また、寝ているので唾液の量も減少し虫歯になりやすい環境となっています。そのため、寝る前の歯磨き、夜間の歯磨きはとても重要です。

中高生になるとお口の中のチェックをあまりしない?

中高生ぐらいの年齢になると、親御さんが仕上げ磨きをしているということはあまりないと思います。そのため、お子さん自体も歯磨きさえしていれば虫歯にはならないと思っている子も多くいると思います。

毎年の歯科検診で指摘されて虫歯がわかる

先ほどもお話ししましたように、お子さんも歯磨きをしていれば虫歯はないと思い込み、虫歯ができているのに気づかない、痛みが出てきてから虫歯に気づくという子もいます。
また、学校などで行われる歯科検診で虫歯を指摘されて歯科医院に行くということも多くあります。

中高生の食生活

中高生だけではなく、みなさんに言えることがよく噛まないで食事をすることです。
食事をよく噛むことで、唾液がたくさんでます。そのためお口の中の自浄作用が働き、虫歯などの予防になります。その他にも、肥満の防止、脳の発達、味がよくわかるようになるなどのメリットがあります。

毎日の生活が忙しい中高生

中高生ともなると、学校での部活がはじまったり、友達との付き合いで夜遊びに行ったり、テストが定期的にあったりと忙しい毎日となります。
しかし、1日数分の歯磨きの時間を作るのも大切です。

歯磨きに関心をもってもらう

この年齢になると歯磨きは自分から行う習慣をつけていく時期だと思います。
親から言われて歯磨きをするのではなく、自分から歯磨きを進んでできるように、歯磨きの重要性をお子さんに話してあげることも良いと思います。

歯並びなども気になる時期~小学校卒業までのお口の健康~

5~6歳になると乳歯の後ろに6歳臼歯が生えてきます。その後は下の前歯の乳歯が抜け、永久歯に生え変わります。
このように6歳ほどから乳歯~永久歯にどんどん生え変わっていきます。

子ども

歯が生え変わる仕組み

お子さんの抜けた歯を見てみると根っこがないことに気づきます。大人が親知らずなどを抜くとしっかり根っこもありますよね。乳歯の根っこはどこへいったのでしょうか。

乳歯の根っこは溶かされる?

乳歯が抜ける前は乳歯の下の顎の中で永久歯は成長します。永久歯がだんだん成長すると乳歯の根を溶かす細胞が現れます。
そのため、乳歯の根っこが少しずつとかされ、根がなくなると歯がぐらぐらしてきます。
最終的に乳歯が抜けて永久歯が下から生えてきます。

乳歯に虫歯がある子はしっかり治療を!

乳歯に虫歯があっても抜けてしまうから大丈夫と思っている方も多くいると思います。
しかしそれは間違いです。
乳歯に虫歯があると永久歯まで影響がでることがあります。

永久歯の生えるスペースがない

また、虫歯が大きく早くに乳歯を失ってしまった場合、永久歯が動いてしまうことがあります。そのため、下から生えてくる永久歯が生えるスペースがなくなり、でこぼことした歯並びになり、歯並びがわるくなるという結果につながります。

生え変わりの時期はしっかりお子さんの口の中をみてあげましょう

生え変わりの時期は乳歯がまだ抜けていないのに永久歯がわきから生えてきたなどのトラブルがあります。
そのような場合は歯並びが悪くなる原因となりますので歯科医院に相談しましょう。

生えたての歯は虫歯になりやすい

生えたばかりの永久歯はほかの歯との段差があり磨きにくかったり、咬み合う面の溝が深いことで食べかすが入り込み虫歯になりやすくなります。
しっかり歯磨き、仕上げ磨きをしてあげましょう。

仕上げ磨きは何歳まで?

仕上げ磨きはお子さんの歯磨きが上手になるまで続けてあげてください。
何歳までといったものではありません。だいたい8歳ころまで続け頂ければよいかと思います。もし、嫌がるようでしたら、お口の中のチェックだけでもしてあげましょう。
磨き残しがあれば、「ここに磨き残しがあるよ!」と自分で磨かせてみるのも良いと思います。

12歳ころには12歳臼歯が

お子さんが12歳ぐらいになると6歳臼歯の後ろから12歳臼歯(第二大臼歯)が生えてきます。12歳臼歯もお口の中の一番後ろの歯なので歯ブラシが届きにくく、磨きにくいので虫歯になりやすい部位です。

定期健診の重要性

歯科医院でフッ素などを定期的に塗ったり、歯石や虫歯がないかなどを定期的にみてもらうことでお口の中の健康を守りましょう。また、歯並びが気になる親御さんは一度歯科医院へ相談してみましょう。

 

お口の中の傷は治りが早いのは唾液が関係している!

皆さんがお口の中にケガをしたとき、他の体の皮膚より治りが早いなと感じたことはありませんか?

実際に、お口の中の傷は治りやすいといわれています。

ではそれはどうしてなのでしょうか?

女性の口元

お口の中のケガと唾液の関係

動物などがケガをしたときに、ケガをした部分を舐めているのを見たことがある人もいると思います。

私たちも、ケガをしたときに「ツバつけておけば治る!」とか「舐めとけば治る!」と言われたことがあるひともいるのではないでしょうか。

唾液には抗菌作用がある成分が含まれている

私たちのお口の中にある唾液ですが、唾液の役割はお口の中の自浄作用を促し、お口の中の酸を中和するだけではありません。

実は唾液にはリゾチームという抗菌作用のある成分が含まれています。

リゾチームの他にも粘膜を保護する成分も

抗菌作用のあるリゾチーム、ラクトフェリンの他にも、粘膜を保護するムチンという成分が含まれています。ムチンの分子構造は水分を多く含んでおり、お口の中の乾燥を防ぎ、保湿作用があります。また、食べ物などの刺激に対して粘膜を保護する効果があります。

お口の中は細菌だらけ

唾液には抗菌作用などがあることがわかりましたが、お口の中には多数の細菌が存在しています。細菌が多いと傷から細菌が入り込み化膿します。しかし、唾液には細菌の増殖を防御したり、感染を防御する機能もあります。

そのため、細菌が多いお口の中でも傷の治りが早いのですね。

唾液の量は以前より減少傾向

しかし、このようにお口の中の健康を維持するために大切な唾液ですが、唾液の量は以前より減少傾向にあるといわれています。

以前は唾液の量は1日1~1.5リットルと言われていましたが、現在は800ミリリットル~1リットル程と言われています。

唾液が少ないとどうなるの?

唾液の量が少ないと、お口の中が傷ついたときに殺菌作用や、自浄作用などが低いために傷口に細菌が入り込み頻繁に口内炎になったり、虫歯になりやすかったりします。

また、お口の中が乾燥することで口臭が強くなったり、食べ物の味がよくわからなくなることもあります。

お口の中の健康を守るために

現在では食生活も昔と違い、食べ物が柔らかくなりあまり噛まないことや、口呼吸、ストレスなどが唾液減少の原因ともいわれています。

唾液の分泌が増えるように食事のときはよく噛むことが大切です。よく噛んで食べることで食べ物が消化しやすくなります。また、唾液を分泌するのに有効な食品には、レモンや梅干しなどの酸味のある物、納豆、昆布などがあります。

その他にも、唾液腺などのマッサージを行うのも良いかもしれませんね。

お口の健康習慣~歯にも記念日がある

カレンダーなどをみると、お正月やクリスマス、海の日や体育の日などさまざまな記念日が書かれていますよね。

ところで、歯にも記念日があるって知っていましたか?

8020運動

歯の記念日はたくさんあります

みなさんがよく耳にしたことがあるのは、11月8日の語呂にあわせた“いい歯の日”や6月4日の“むし歯予防デー”ではないでしょうか。実はそのほかにも歯に関する記念日はたくさんあるんですよ!!

11月8日いい歯の日って?

いい歯の日とは1993年に、日本歯科医師会により制定された記念日です。

お分かりのとおり11(いい)8(は)の語呂に合わせています。

目的としては、お口の中の健康をいつまでも保っていただきたいという願いが込められています。特に積極的に推奨しているのが8020運動です。

8020運動とは80歳になっても20本以上の歯を保とうという運動です。

歯科医師会HPより

6月4日むし歯予防デーって?

こちらも6(む)4(し)の語呂にあわせたものです。虫歯の予防の大切さを訴える日として制定していました。

今では、日本歯科医師会、厚生労働省、文部科学省と共同で6月4日~10日までを“歯と口の健康習慣”として制定されています。

これからはお口の中だけでなく体全体の健康への意識を高めてもらいたいというねらいがあります。

お口の中だけでなく全身の健康

先ほどもお話ししたように、歯の健康はお口の中だけでなく全身の健康に関わってきます。

例えば、歯周病は糖尿病や、脳梗塞、心筋梗塞などの原因となります。また、妊娠中の方は早産や、低体重児になる危険性があります。

その他にも、かみ合わせが悪いと頭痛や肩こりを引き起こしたり、歯が多く喪失すると食べ物をおいしく食べられなかったりと歯と全身の健康状態はとても関係性があります。

その他の記念日

話は戻りますが、そのほかにはどのような記念日があるのでしょうか。

4月4日 歯周病予防デー

こちらは語呂に合わせGoodbye Perio プロジェクトが制定しました。

4月18日 良い歯の日

語呂に合わせ日本歯科医師会が制定しました。

4月29日 歯肉ケアの日

花王株式会社が制定しました。

8月8日 歯並びの日

語呂に合わせ、一般社団法人日本臨床歯科医会が制定しました。

11月8日 いい歯並びの日

こちらは一般社団法人日本矯正歯科学会が制定しました。

この他にもたくさんの記念日があります

気になる方は一度調べてみてはいかがでしょうか。また、自分で語呂合わせをしてみて記念日を作ってみるのも楽しいかもしれませんね。

口から魚が腐ったような臭いが~魚臭症って知っている?~

皆さんの中には口臭で困っている、悩んでいる方も多くいるのではないでしょうか。

口臭にも歯周病が原因によるもの、食べ物が原因のものなど様々ですが、口臭がなんだか魚が腐ったような臭いがする、体臭もするという方はいませんか?
それは魚臭症という病気かもしれません。

魚臭症ってどういう病気なの?

魚臭症とは名前の通り、魚が腐ったような臭いが口臭や体臭となってしまう病気のことです。魚の生臭い臭いが口臭、体臭としてでているとなると自分も不快ですし、周りの方の目も気になりますよね。

魚臭症は症例が少ない病気

みなさんも魚臭症という病気を聞いたことがある人はほとんどいないのではないでしょうか。魚臭症は世界でも700人ほどしか患者数がいないといわれているとても症例が少ない病気なのです。

魚臭症はどうして起こるのでしょうか

魚臭症は別名トリメチルアミン尿症と言います。トリメチルアミンは魚の鮮度などが落ちたときに腐った臭い、生臭い臭いを発生させる物質です。

このトリメチルアミンという物質が体内に発生することでそれが息や汗に混ざって体外に排出されることで口臭や体臭となってしまうのです。

原因はトリメチルアミンが体内で分解されていないため

トリメチルアミンは普通であれば肝臓で分解されます。

そのため、体内にたまることはほとんどありません。しかしトリメチルアミンを無臭化する酵素が遺伝子的に欠如している場合はトリメチルアミンを分解することができないので魚臭症となってしまうといわれています。

また、肝機能低下などで酵素の働き自体が鈍くなることでも、トリメチルアミンが体内にたまってしまうので、臭いを発生させる原因と言われています。

魚臭症の治療法はあるの?

先ほども書いたように魚臭症は症例が少ない病気です。

そのため、根本的な治療法はありません。トリメチルアミンの発生を防ぐことが重要となります。

トリメチルアミンの発生を防ぐにはどうしたらいいの?

予防法としてはトリメチルアミンの前駆物質である、コリン・レシチン・トリメチルアミンオキシドなどを多く含む食品を食べないことです。

コリン・レシチン・トリメチルアミンオキシドを多く含む食品

コリンを多く含む食品には、卵の卵黄、肉類(加工されたもの、内臓系)、ナッツなどの豆類、ブロッコリーなどのアブラナ科の野菜などがあります。レシチンを多く含む食品には、卵黄やごま油、コーン油、小魚などがあります。レシチンを含んだサプリなどもあるので避けたほうが良いかもしれません。

トリメチルアミンオキシドを多く含む食品には、海水魚、エビやカニなどの甲殻類、タコやイカなどに多く含まれます。

自分では臭いに気づかないことがほとんど

口臭

この病気の困ったところは、臭い以外に症状がほとんどないことです。周りの人に指摘されて気づくということが多いようです。気になる症状がある方は一度専門医へ相談してみましょう。

感染防止対策~歯科外来診療環境体制加算って知っている?

歯科医院や病院では多くの患者さんが来院されます。歯科治療では、唾液や血液など感染の原因となるものが多く存在します。では、歯科での感染防止対策はどのように行われているのでしょうか。

歯科のイメージ

滅菌・消毒はあたりまえ!

感染防止のための基本は、滅菌・消毒です。滅菌できる器具は高圧滅菌機などで滅菌にかけて感染防止を心がけています。

また、滅菌できないような器具は、専用の薬液で消毒しています。紙コップなどの使い捨てのディスポーザブルのものを使って、使用後は廃棄するのも感染防止のためでもあります。

歯科外来診療環境体制加算って何?

歯科外来診療環境体制加算とは、治療時の偶発症などの緊急時の対応及び感染症対策としての装置・器具の設置など総合的な歯科医療環境が整っていて、国の基準を満たすことで認定されるものです。

歯科外来診療環境体制加算の施設基準とはどのようなもの?

歯科外来診療環境体制加算の施設基準とは分かりやすく言うと厚生労働省の指定した安全基準のことです。
地方社会保険事務局長に届け出をして、安全で安心できる歯科医療環境が整っていないと施設基準をクリアすることができません。

施設基準にはどのようなものがあるの?

安全対策などの所定の研修を修了した歯科医師が1名以上いること、歯科衛生士が1名以上いること、AEDなどの緊急時に対応できる医療器具がそろっていることなどがあります。

ではそれ以外の施設基準を詳しく説明していきます。

別の保険医療機関と連帯がとれること

歯科治療では、誤嚥、誤飲、アナフィラキシーショックなど緊急事態が起こる可能性があります。緊急事態が起きたとき、応急的な対応はできても、その後の連携が取れていなければ意味がありません。届け出を出す際にも、連携医療機関名や搬送方法などを記入しなければなりません。

感染防止の徹底

歯科にかかわらず医療の分野では感染の危険性が多く存在します。冒頭でもお話ししたように、器具や医療機器は患者ごとに交換または洗浄、滅菌を徹底し感染防止に努めます。

口腔外バキュームの設置

施設基準の中には、歯科用吸引装置等により歯科ユニット毎に歯牙の切削や義歯の調整、被せ物の調整時等に飛散する細かな物質を吸収できる環境を確保することとあります。

歯を削っているときや、義歯や被せ物を調整する時は目には見えない細かな粒子が舞っています。そのため口腔外バキュームを設置し感染防止に努めます。

安全対策を行っているということを院内に掲示

医療機関の見えやすいところに感染防止対策を行っている旨や、緊急時の連携保険医療機関の連携方法、その時の対応などを院内に掲示しなければいけません。

患者さんだけでなく働くスタッフも安心できる環境づくり

患者さんの安全はもちろんですが、働いているスタッフも感染しないように注意しなければなりません。患者さんが安心して治療できる、スタッフが安心して診療できる環境づくりのために安全対策や感染防止対策をしっかり行っていくことが重要です。

妊娠と虫歯の関係

妊娠すると虫歯になりやすいって聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?

今回は妊娠と虫歯の関係についてお話ししたいと思います。

妊娠すると虫歯になりやすいのはどうして?

どうして妊娠すると虫歯になりやすいのでしょうか。

詳しく説明していきます。

唾液の変化

妊娠するとホルモンのバランスにより唾液の性質が変化します。

妊娠すると唾液の量が通常より減少します。そのため口腔内細菌を殺す力が弱まり、再石灰化の働きも弱まることで虫歯になりやすい環境となります。

また、お口の中の唾液が粘り気がでることで細菌が活動しやすくなります。

つわりが原因の場合も

妊娠した人には個人差はありますが、つわりがある人もいると思います。つわりがひどい人は、お口の中に歯磨きを入れると気持ち悪い、歯磨き粉の匂いがダメといった症状がでてきます。

そのため、歯磨きをする回数が減り、だんだんプラークや細菌がお口の中にたまることで虫歯になりやすい環境となります。

つわり

虫歯になってしまったら

では、虫歯になってしまったら妊娠していても治療はできるのでしょうか。

妊娠中の歯科治療

虫歯になってしまったところを削って詰める治療は妊娠中でも行うことができます。虫歯を放置していて出産し、痛みが出てきて育児と両立。。。というほうが大変ですよね。

むし歯があるのであれば妊娠中にしっかりと治療しましょう。

妊娠中は避けたい治療

虫歯の治療は可能ですが、妊娠している時は避けたほうがいい治療もあります。

それは、歯周外科手術などの外科的な処置や、親知らずを抜くなど歯の抜糸をすることです。親知らずが気になっている方は、妊娠前に抜歯することをお勧めします。

妊娠していることを伝えましょう

妊娠している、または妊娠の可能性がある場合はその旨をしっかり担当の医師に伝えるようにしましょう。

また、歯科治療をするのは、妊娠中期ごろに行うことをお勧めします。妊娠初期では、つわりがある方が多いことや、長時間の治療、痛みをともなう治療は流産につながる危険があります。

治療をする際もお腹の張りがあるときは予約を変更しましょう。治療で診療台を倒すときに楽な姿勢をとれるように相談するのも良いと思います。

虫歯の予防が大切

では、虫歯を予防するためにはどうしたらよいのでしょうか。

妊婦での歯科治療は麻酔を使うことも不安ですよね。また、つわりでお口の中に器具を入れるのも気持ち悪いという方もいらっしゃいます。

そのため、虫歯にならないようなお口の環境作りをしていきましょう。

大切なのは毎日の歯磨き

まずは、毎日の歯磨きです。つわりでつらい時は、最低でもうがいなどは行うとよいでしょう。また、自分ではきれいに磨いているつもりでもほとんどの方が完璧に磨けているとは言えません。

定期的に歯科医院で検診をし、クリーニングをしてもらいましょう。

歯ブラシと歯磨き粉の正しい使用方法

みなさんが毎日行っている歯磨きですが、歯磨きの使用方法本当にまちがっていませんか?

知らないうちにお口の中にダメージをあたえている可能性があります。

歯ブラシと歯磨き粉

歯磨き粉をつけたらすぐには磨かない!

みなさんが歯磨きをするとき、歯磨き粉をつけたらそのままお口へ入れて磨いていませんか?これはNGです。

なぜNGなの?

理由は、歯磨き粉が歯の特定の部分にだけたくさんついて、お口の中全体に歯磨き粉がいきわたらないからです。

歯磨き粉を歯ブラシにつけたらまず、歯全体に塗るようにしてから磨くか、歯磨きをする前に歯ブラシの毛の中に指で歯磨き粉が埋め込まれるように歯ブラシになじませてから磨くようにするとよいでしょう。

歯ブラシは水につけてからが正解?

歯磨きをするときほとんどの人が歯ブラシを水につけて濡らしてから使用するのではないでしょうか?

実はこの使用方法は間違いです。

“磨いた気”になる

歯ブラシを濡らしてから歯磨き粉(歯磨剤)をつけて行うと、よく泡立ちますよね。

そのため、少しの時間でお口の中が泡で満たされてきます。お口の中全体が泡だらけになればお口全体を“磨いた気”になりませんか?

磨いた気になったために、細かいところの汚れやプラークが落ちていなくて、雑に歯磨きをしたようになってしまいます。

また、歯磨き粉に配合されている成分も歯に作用する前に泡とともに流れてしまう可能性があります。

磨くときは乾いた歯ブラシに歯磨き粉をつけて磨くようにしましょう。

歯磨き粉のつけすぎも注意!

しかし、歯磨き粉のつけすぎには注意です。

歯磨き粉は歯ブラシの毛の部分のだいたい3分の1程度を目安につけるようにしましょう。

歯磨きは強くごしごしと?

歯磨きをするときに汚れが落ちるようにと強くごしごし磨いている方はいませんか?これも間違いです。

力を入れてブラッシングしてしまうことで、歯の表面のエナメル質や歯茎を傷つけてしまう原因となります。

歯ブラシは鉛筆持ちで!

歯磨きをするときは、鉛筆を持つように歯磨きを持ち、柔らかめの歯ブラシで細かく振動させながらやさしく磨くようにしましょう。

歯磨き後のうがいは何回も行う?

歯磨きを行った後に行ううがい。あなたは何度もうがいをしていませんか?

これも間違った歯磨きの方法です。

歯磨きをした後に何度もうがいをしてしまっては、お口の中に残っているフッ素などの成分も一緒に洗い流してしまいます。

そのためせっかくきれいに歯磨きしたのに歯磨き粉の効果が低減してしまいます。

うがいはコップ一杯にとどめる

うがいをするときはコップ1㎝ていど(10~15㏄)のお水でうがいをするようにしましょう。その後30分程度は飲食しないようにしましょう。

定期健診の重要性

しっかり磨けていると思っても自分の磨く“癖”や、磨けていない部分も出てくると思います。そのため歯医者さんへ行き定期検診やPMTCを受けてお口の中の健康を守りましょう。

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